ジャーナリストの……
- カテゴリ：日記
- 2012/11/04 01:03:26
忙しい合間を縫って、京都に行ってきた。
慢性の値不足状態だったので、行き帰りの電車やバスの中は
すべて熟睡。。。。
広河隆一さんの無料講演会だ。
DAYS JAPANの写真展の会場でもある
京都造形美術大学に向かった。
広河隆一さんは淡々と話す。
話が上手なタイプではない。
カメラを片手に世界の戦場や命の現場の
最前線にいる、いたフォトジャーナリストでもある。
わたしの尊敬もうしあげるジャーナリストのお一人だ。
会場で買い求めた写真集『新・人間の戦場』に書かれている
終わりの言葉が心に残った。
読まれるべき言葉なんだと心から思った。
よければ、ひとときお付き合いください。
３・１１について語ろう。
政府やメディアが安全報道をしていた時、
原発から３キロの双葉町の現場で私の放射能測定器は振り切れた。
チェルノブイリの取材でもめったに経験しなかったことだった。
ベラルーシの作家アレクシエービッチは、事故の後
ベララーシ人はチェルノブイリ人になってしまったと語った。
そのれくらいのアイデンティティの大変化が起こったということだ。
日本人はどうだろうか。
ぬるま湯につかってきたこの国では、人は見たくないものを見ようとしない。
あれだけの犠牲者を出しながら、東北以外の人々にとって
すでに３・１１は忘れ去られようとしている。
しかし、実際には私たちは、今３・１１を生きているのではなく
次の３・１１の前にいる。
戦後だと思っていたら、いつの間にか次の戦争が準備されていて
戦前になるのと似ている。
ところでジャーナリストの仕事は３・１１の瞬間に試された。
「もしあなたが自分をジャーナリストと呼ぶならば
あの時、何をしなければならなかったと思いますか」
という問いを、私は自分自身とともに、多くの人に投げかけた。
「ジャーナリスト」を「親」、「医師」「自治体職員」など
さまざまな言葉に置き換えてもいい。
あの時、私たちはうろたえていただけでなく
政府や自治体やメディアや医学者たちの「安全宣言」に踊らされた。
その結果防げたはずの多くの人々の被爆や、子どもたちに
将来の小甲状腺がん発症の不安をもたらしてしまった。
しかし、この国では３・１１の前と何の変化も起きていない。
多くの戦場で、ジャーナリストが敗北したように、
３・１１の得に原発報道では、メディアは敗北した。
戦場では爆弾を落とす側に都合のいい情報を流し
原発事故では人々の命や健康を守るために無力であっただけでなく
むしろ逆の動きをとってしまった。
ジャーナリストの仕事は、人々の命とともにある。
そこに立ち位置を置かないメディアは、ジャーナリズムと呼ばない。
政府や軍や企業の広報しと呼ぶべきだ。
３・１１ではいまだに多くのことが隠匿されている。
ないが本当に怒っているのかを知るということは、人々の基本的な権利である。
ジャーナリストが敗北するとき、人々の知る権利も敗北する。
逆に言うと、シャッターを切るのが一人でも、記事を送るのが一人でも
彼らを支えるのは、世界の人々の「知る権利」、
不当な行為を許さず告発する権利だと考えていい。
この権利のために働くのがジャーナリストという仕事である。
アフガニスタンもシリアも、やっぱり遠い。
自分の国が燃えることは過酷だ。
それでも距離がある。
阪神淡路大震災のとき、わたしは異国で燃える神戸の街を
テレビ映像で見ていた。
こういうことか。。と思った。
自分の故郷が燃える気持ちは。。
３・１１は遠い異国の地ではない。
日本なのに、自分の国の出来事なのにと
ときに哀しくなるのだ。。
しばらく辛いですね。
自分のことで忙しく生きて、振り返らないことも
大切な時期だと思いますよ。
忘れることはできない風景ですもんね。
それもいつかは消えていきます。
また、それも寂しくて。。
時の流れが解決してくれる部分と
もう消えない記憶とがあるような気がします。
以前の職場の周辺が焦土でした。
今でもあの風景を思い出します。
やっぱりとても悲しいですね。
戻らないしね。
神戸の街や阪神間が真新しい建物ばかりになって
人は復興と呼ぶけれど
記憶の匂いがしない街角に慣れるまでにも
多少時間がかかりました。
まだまだ大変ですね。
復興って、ひと段落してからが
嫌なことが噴き出してくるしね、シビアなお金関係とか。。
取りあえずに前にと。。
そう願っています。。
外に一歩出ると建物がなくなってやけに見晴らしがよくなった景色が。。。
お久しぶり！元気だった？
情報をできるだけ集めて、その中から自分で選別するしかなさそうですね。
元を辿れば、広島長崎のデータ―がないってことが問題だと気付きます。
徹底的に米国が妨害したんですね。
思うことは、人は人が幸せになるためにお金を使わないってことかもしれません。
軍事産業などが一番早く開発され、巨額の投資が行われるところなんか。。
いろんな対極的情報が錯綜しているのは知っているんです。
でも、たとえ違っていたとしても
将来の不安の為に、できるだけのことをとは、思うんです。。
大企業が存続をかけて、他国の原発を買収する。
その大企業が傾けば日本だって大打撃、
こんな構造なんですね。
そうして原発を売る国自体、後進国と呼ばれ
政情が不安定、人権確立すらおぼつかないというのに
日本ですら、このありさまなのに。。
わたしたちですら責任のなすりつけ合いをしている状態なのに
他国に売ってどうする。。とは思うんです。。
その人にとっての真実が
他者の為をも頭に入れてのことならば
それが、真実に近いのではないだろうかと。。
自分の為に有利な真実はどこかでゆがみがあるような気がするんです。。
そして 自分が見つけたと思っていた 本当さえも それが本当の本当かも分からずに。
そう考えると本当って 全部が本当で 全部が 本当じゃないような気がしてしまいます（笑）
真実って 一つでもあり 全部なのかもしれません。
今回初めて行ったんです。
着いたら陽が沈みかけで小雨もちらついていました。
広いので展示場のギャラりーを目指し
そこだけをうろうろしてました。
大きなロボットがありましたよ。
階段は結構、急でしたね。
京都駅から３０分以上バスに揺られていた感じ。
途中スーパーが多かったなぁ。。
だから屋上は知らないんです。残念。
和をもって。。ですね。
空気を読めとか。。もちろん良いケースもありますが
流されやすい風潮もありますね。
それなのに政治家には期待してしまう。
こんな政治を野放しにしてしまったのは政治家だけの責任ではなくて
わたしたちにあるのかもしれません。
真実を伝えようと奮闘している
ジャーナリストを自分の目と耳で確かめて
本や写真集、有料ネットなどを情報収集と応援のつもりで
できる範囲で買っています。
真実は無料ではない時代に突入なのかも。。
日本は島国で、そのいい点と悪い点があると思います。
島国独自性で他国に比べ、暴動が起きにくい。
それとは反対に長い物には巻かれろ的に流されやすい。。
原発事故発生時は、本当におかしなことが連発しました。
すべて後になって分かったことですが。。
他国の大使館は在日本の同国民に、いち早くヨウ素を配ったそうです。
コネのある人やジャーナリストはそこからヨウ素を貰い
被災地に入ったとも聞いています。
何故、原発所在地の市町村は配ることができなかったか。。
配られた市町村も存在するんです。
わたしの住む阪神間の市も、阪神大震災前に
消火訓練をしていた為、神戸と同じように火災の発生件数があったんですが
訓練通り抑え込めたんだそうです。
わたしの住む市は貯水地が多いせいもありましたが。。
予想できないことに対処できなかった。。
柔軟性のない日本の姿が浮き彫りになりましたね。。
人は信じたいものを信じるし
見たくないものを避けて通れる限りは避け続けるでしょうね。
ある程度は仕方がないと思うのです。
保身も全ては責める気はしないのです。
ただ、ほんの少しだけ、前のブログに書いたとおり
ひとかけらだけ、心の視野を広げて
間違いを認める素直さと勇気を
ほんの少しだけ持ってもらえたら
景色は違って見えるのになぁと思う日々です。
自分の立ち位置を考えるということですね。
亀吉さんは異国に住まいがあるので、また違った視点から
物事を見れる人だと思っています。
世界を見渡せば限りなく問題が山積みとなって広がっています。
全ては覆いきれませんものね。
自分の出来ることをその時々で考えることは大切ですね。
最近のマスコミも変だし。
広河さんのように真実を伝えようとするジャーナリストはすごいですね。
みんな知らない。東京都の私立高校「社会科入試問題」対馬の白地図。この島の名前と
所属県を答えよ。正解率、３３％。 市長も怒ってます。
ひどい回答例）竹島、韓国。 その２ 種子島、沖縄。 その３ ハワイ ハワイ。
( -。-)スゥーーー・・・ (ｏ＞ロ<)ｏはぁ～。ため息しか出ない。
Ｋ福のＫ学（以下ＫＫと略）は、３．１１は信仰心が足りないから因果で起きた。
亡くなった人はみな、悪い業を背負っていたからだ。
いい信仰をしていれば、助かっている。現に三鷹支部（これ東京ね、一応津波が軽く）は
無事だった・・・・・。 ( -。-)スゥーーー・・・ (ｏ＞ロ<)ｏ ちょっと待てよ～～～。
ＫＫは「聞きたいことしか聞いてないから」無視する対象だね。
σ(・・*)自分のブログにも書いたけど、差別主義と言われた。
余り書きたくはないけど、ＫＫとは別に。
「在日」がダメだって。
丁寧に解いて（ほどいて）みると、「日本国籍を有する」から違う！
出身が違うだけだ！差別だ！ ってことでした。
えっと、それでは・・・「在日日本人」では？ だめ！ 日本人！
この人「在留外国人（国籍なし）」と「在日居住外国人（帰化済み）」の区別がついてなかったり、
戦後補償はまだ終わっていない！従軍慰安婦を補償せよ！
竹島は韓国領だ！ 対馬は韓国人の５０％が韓国領だといえばそうなのだろう。
こういう人でした。
日本人をうらむために日本人やってる人。
３．１１ そういう人たちが、ちょっとおかしな政策をやっていた。
σ(・・*)は忘れないと思う。スピーディーの公開を遅らせ、ヨウ素剤（初期の放射線排出特効薬！）配らない。
「健康上直ちに問題のあるものではありません」
( -。-)スゥーーー・・・ (ｏ＞ロ<)ｏ だったらお前たちが行け！
日本は日本人の国。
はとはマメ喰って寝とけばいいのに。
細長い島。遠くに感じる。島国って辛いね。みんな自分がお山の大将に成りたがる。
(=^. .^=) ｍ（＿ ＿）ｍ (=^. .^=)
結婚してから実感しました。
目の前で、普通の声で話されることでも
自分に都合が悪い内容だと、まったく聞こえてなかったりする。
長年、意図的なのだと思っていたのですが
どうやら無意識の本能らしいと、最近ようやく悟りました。
そういう驚くべき体質が、思いのほか多く
そして、それが楽であるゆえに、いつの間にか蔓延している。
自分の身の回りで起こる不思議に過ぎないと思っていましたが
気がつけば、世の中全体がそうなりつつある気がしたりします。
聞きたくないことは、ただの音。
たしかに、自分だけは平穏に生きていけるような気がするのでしょうが
危うい・・・本当に危うい。
これが静かに、集団の意識の根底に澱む社会であれば
本当に恐ろしいと思います。
文字文化の普及で、人類は無知から解放されたはずだったのに
自ら耳を塞いで、また無知の殻に籠ってしまっては、本当に意味が無い。
様々な世界のニュース、事件などの報道を自分なりに理解していっています。
全部になにもできないから、視点も違うから
私は、自分の微力を、自分でできることだけに専念します。
広河さんが双葉町の病院前からツイッターで発信していたのを
わたしは知っていました。
それでも、まさかチェルノブイリになるとは思わなかったんです。
あの時の自分の能天気さや浅はかを思うんです。
知らないとは恐ろしいことです。
現実をちゃんと受け止める力があれば、たくさんの不安が防げたかもしれません。
人は信じたいものを信じる生き物。
できればそうならない。
みんなそうです。
でも現実や歴史を紐解いて考え、分析していけば
危ないなぁとは見えてくる。
出来ないなら知らない方がいい。
知っても不安になるだけだから、という答えをたまに聞くんですね。
メディアや政治の劣化は
たぶん、わたしたちが招いたことなのかもしれません。
東京ではデモは継続されているし
それぞれの場所で、小さいながらも芽が出ている
それは確かなのですが、伝わっていかないんですね。。
ただ、まだ何か方法があるんじゃないか。。
哀しくもありつつ、
希望だけはまだ残っているみたい。。
だから、決して面白くない話だけれど
時たま書くんです。。
たとえ、答えが同じであったとしても
見続ける気持ちを保持することが、せめてもの抵抗だから。
みなさん、それぞれ日常を生きて行くのは大変だと思うんです。
だから、現実の厳しいことをそんなに考えていたくない
それも分かるんですが、日々思っておかないと
何か大事なものを見落として、気がつけば
大変な事態になっている気がします。
まずは自分で考え、自分で調べ、自分の意見を持つことでしょうね。
真実を伝えるジャーナリストと思っています。
言霊というのが悪い方向で出ていると思います。
原発は絶対安全。戦争は起こらない。
政府。霞ヶ関。マスメディア。隠蔽だらけを恥と思わない？
我々に何が出来るだろうか？
知ろうとしない、自分で考えない、自分で答えを出さない。
尖閣、竹島・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
事なかれ主義もここまで来ると平和ボケでは済まされない状況まで来ていると私は考えます。
まぁ、私は福島の現地に入った人間です。
政府、役人、マスメディアの言う事は全く信用ができないと知る人間の１人です。