Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


プロ野球を語ります

プロ野球の日本国内での日程が、全て終了しました。
残るは日本選手権シリーズを制した讀賣チームが
韓国のチャンピオンチームと戦うアジアシリーズのみです。

日本シリーズで注目したのは、2勝2敗で迎えた第5戦。
この試合を勝ったチームが優勝に大きく前進という試合。
この試合で、前代未聞の大誤審が発生しました。
球審の柳田審判は、単なる内角球を打者の頭部への死球と判定。
投手を危険球退場としてしまいました。
これに抗議したのが、北海道ファイターズの栗山監督。

実はこの、柳田審判と栗山監督は因縁の仲だったのです。
元々は我がスワローズの選手でした。
しかも、強肩の外野手でスイッチヒッターという所まで同じ。
年齢は栗山監督がひとつ上で、入団も1年先輩に当たります。
しかも、当時の柳田選手がレギュラーを取った代わりに
怪我をしていた栗山選手が29歳の若さで引退へと追いやられた。
その後、柳田選手はトレードに出され、数年後に引退。
引退後は審判試験を受け、見事セントラルリーグの審判に。
栗山氏はご存知スポーツキャスターに転進したのです。

その二人がよりによって、日本シリーズの舞台で顔を合わせた。
しかも2勝2敗の重大な試合で、誤審というアクシデントまで付いて・・・。
この誤審により、北海道ファイターズは苦戦を強いられ敗れてしまった。
なんという運命でしょうか。

さて、プロ野球全体に目を向けて見ましょう。
何となく思う事は、野球がつまらなくなったなぁと。
完全に次の一手が読める、オーソドックス野球ばかり。
これが本当につまらないのです。

例えば・・・
先頭打者が四球を選んだとします。
先頭打者に対して四球を出すと言う事は、投手にとってはエラーを犯したと同じ程のミス。
これに対して、安易に次打者に送りバントのサインが多すぎるのです。
投手の立場に立って考えて見ましょう。
勝負をして安打を打たれたのなら、勝負に負けたとして気持ちを切り替えられますね。
しかし、やってはいけない四球を与えた。
これはもう、是が非でも次打者を抑えなければいけないという心理になります。
間違っても連続四球などは与えられない。
出来る事ならば、併殺でピンチを切り抜けたい。
そうなると、次打者の初球はストライクを取りに来るはずなのです。
つまり、球種を絞る事が安易になる。
投手は併殺狙いで低めの投球を心がけるのは明らか。
そして、その日の一番ストライクが取れている球種になる可能性は大きくなります。
カウントは0-0な訳ですから、仮に読みが外れても1つストライクが先行するだけ。
間違って初球がボールになろうものなら、球種は更に絞れてくるのです。
そうなれば、安打を打つ可能性も増えてくる。
それなのに、そのチャンスを送りバントでみすみす相手にアウトを与えてしまう。
確かに、ランナーを進めれば併殺の可能性は低くなり
残りの2死の間に安打が1本出れば点が入ります。
しかし、絶対的なチャンスが1点入るかどうかの小さなチャンスに変わってしまうのです。

私は勝利の方程式とか、ローテーションという戦略が大嫌いです。
そんなものをもって試合に臨むから、相手に戦略をオープンにしてしまう。
それは監督という仕事を簡略化するための、単なる手抜き。
現状の一番の作戦は何なのか。
相手の心理を読み、味方をどの様に優位に持ってゆくか。
それをケースバイケースで考える事こそが、勝つための監督の仕事なはずなのです。

次の投手は○○だ
次はこの球を投げるぞ
シロートの私に、簡単に読めてしまうような采配や配球では
巨大戦力に立ち向かう事など、到底無理と言うもの。
野村克也氏以来、そんな細やかな考えを持つ監督は出てこないですね。
私はそこが寂しく、そして詰まらなく思えてしまうのです。

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2012/11/09 08:34
魔女姐さん
そうそう!そーなのよ!
無死で出塁すると、バカの一つ覚えの送りバントってねぇ・・・
打順にもよるんだけど、アレを上位打線でやられると見ていてシラけますよ。
特に最近は、ビッグイニングが少ない気がします。
それは飛ばないボールばかりのせいでは無いと思うんですよね。
もっと我々を釘付けにしてくれる試合を、来シーズンは見せて欲しいって思います!
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2012/11/09 08:28
たまこさん
日本選手権という大舞台で、それも優勝を左右する試合で
事もあろうに、無実の選手を退場にしてしまったわけですからねぇ・・・
完全に柳田球審の大きすぎるミスです。

しかし、モノは考えようです。
そういった逆風は、選手や監督コーチのメンタル面によって追い風に変える事も可能なんです。
それが北海道に足りない部分だったのかも知れないなぁと思います。
例えその試合は落としてしまったとしても
あんな判定が行われたシリーズだから、優勝するのは自分たちでなくてはならない!
そんな気持ちがあれば、結果はまた違った形になったかと思います。
何となくですが、翌日の試合で栗山監督が下を向いてしまった気がしてならないんですよね・・・。

そうそう、見ている我々はもっとこうすればいいのにって思ってしまいますね。
何もそこまで形にはめてしまう事ないのに・・・と。
以前、絶対的なストッパーの高津投手の調子が悪かった時、ノム監督が高津を先発起用した事がありました。
2イニングしか投げさせませんでしたが、それがいい調整になった記憶があります。
先発では妙な緊張感無く、伸び伸び投げる事ができますからね。
見ている我々も、本当にびっくりしましたよ。
そんなびっくり起用も、必要ならばしなければいけないんですね。。。

表現力豊かな監督と言えば、現在ならば横浜のあの方でしょうか・・・
まぁ、ああいった監督さんならば選手のメンタル面は強化されそうですね。
しかしあのチームは、どの選手よりも監督さんが目立ってしまっていますから・・・
選手が育つかどうかは疑問に感じてしまいます。
チーム編成においても、何だかおかしなトレードをおこなっていますので
どうなのかなぁと・・・。

ちなみにサッカーの事は全然わかりませんので^^;
サッカーの監督って、何やってるのかすらわかりません><
システムを作って、後半に疲労していない選手に入れ替えるだけという気がします。
得点シーンでの迫力あるガッツポーズは、やはり見ていてすごいなぁとおもいますけどねぇ。
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2012/11/09 08:06
らぷさん
知らなかったでしょう~?
まさに因縁の2人なんですよねぇ。
この先、この2人はどうなってしまうやら・・・です。
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2012/11/09 08:04
うさぎさん
おお!テニスにも「チャレンジ」というシステムがあるんですねぇ。
テニスのチャレンジがどういうものかは知りませんが
私が見るアメフトにもチャレンジというルールがあります。
チームのヘッドコーチ(監督)が判定に不服がある場合、小さな黄旗をフィールドに投げ入れます。
しれがチャレンジの宣言になり、チャレンジはレフェリーがビデオ判定します。
判定が覆ると、チャレンジ成功。
しかし、チャレンジが失敗(判定が覆らない)すると、タイムなどが制限される罰則が与えられます。
野球はホームランの判定に限って、ビデオ判定ができる事になりましたね。
もう少しビデオ判定を活用して、ファンも選手もチームの首脳も、納得の行く判定をしていただきたいもんですね。

がんばれベアーズ・・・
懐かしすぎる~!
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2012/11/09 07:56
おんぷさん
こういう事があるとね、せっかく盛り上がっていたシリーズがシラけちゃいますね^^;
そうなのですよ、この2人は思い切り先輩後輩の仲だったんですねぇ。
それも何だか因縁になっちゃいました。
殆ど同じタイプの選手だった2人が、やがて別々の道を歩んで
そして同じ大舞台で顔を合わしただけでも、かなりのドラマだったんですけど
しかもその舞台での「誤審」という出来事が、ドラマを悲劇にしてしまった感じがします><

そそ、私も予告先発など大反対なんですよ。
野球は9人で行うチームスポーツです。
一人の投手を見たいというファン心理は、野球の本質を見失っていると思います。
そんなファンへの、ある意味甘やかしが野球そのものを詰まらなくしている。
自分が予想した先発ピッチャーと差異が生じた時、驚きや興奮、そして期待が生まれるんです。
それをルールで失くしてしまった気がするんですよねぇ・・・。

監督・・・
どシロートの私ですので、なれるはずもありませんが・・・
野球は見てる人それぞれが、名監督なんですよ。
そこがサッカーと違う所で、野球の楽しさなんですよねぇ~!
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2012/11/09 07:46
ラインハルトさん
そういったマスコミ(ゴミ?)用語に、監督が踊らされてるともノム氏が言っておられました。
何せ彼は非常に細かい部分まで考え、気遣いをして采配を振るっておられましたから。
その後に監督をした若松氏の、何と味気ない采配だった事か・・・
それを古田氏が継承してしまい(ノム式のID野球が復活すると思っていた)我々ファンを見事に裏切ってくれました。

そうですねぇ、投手の完全分業制や球数制限・・・
ローテーションによる中5日制等・・・
高校野球の方が余程タフな試合をやってますよねぇ。
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2012/11/09 07:38
夜さん
問題はその判定で、選手としての一番重い「退場」にまで発展した事ですね。
それが誤審でのものでしたので、大きく問題化されてしまいました。
何せ、シリーズの優勝を左右する試合での出来事でしたしねぇ。
長野の死球に中田の死球、そして報復死球を企てた吉井ピッチングコーチの退団・・・
なんだかおかしなシリーズになってしまったなぁと感じました。
まぁ、若き新人監督率いる北海道が、王者讀賣に果敢に挑んだという形で
盛り上がった事は事実だと思いますよ^^
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2012/11/07 17:00
高校野球か!
って言いたくなるよねぇ・・・
高校野球の方はプロ並みにバカスカ打つチームがあるしw

監督ってさ、選手をやる気にさせたり、相手チームと心理戦をしたり
心の機微を読むが必要な仕事なわけで・・・
セオリー通りが功を奏する場面も多々あるでしょうが
そればかりじゃないからこそ、面白くて興業が成り立つんだけどねぇ。
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2012/11/06 14:15
大誤審、何だか残念でしたね~…
わたしはどっちのチームにも思い入れはありませんでしたが、誤審なんかで巨人が勝つのはイヤで…
せめて、日ハムに勝って欲しかったです。

ちょっとした誤審なら仕方ないけど、退場にまでなるような大誤審…打者が一番当たってないの知ってるんだから、何とか言えばいいのに><
キレーな勝負の世界じゃないのは判ってるけど、ホント汚いです…
スポーツマンシップはどうしたんでしょう@@;

野球の試合、見てたら私の方が上手に采配できる気がする~!
とか思っちゃいますよね(笑)
確かに、勝利の方程式も、ローテーションも…
手抜きなのかも(-_-;)
ファンとしても、勝利の方程式でダメだったのなら仕方ないーって納得してしまうところもあります^^;

野球の監督って、みんな何だか態度が横柄で、仏頂面なイメージ…
サッカーの監督は、全身で喜んだり怒ったりしてるのにな~って思います。
選手もそうですけど…
戦略とかはわかんないですけど、もっとアツい監督がいたら盛り上がる気がします(笑)
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2012/11/05 22:35
栗山と柳田審判に、そんな話があったんだ。
おもしろいね。^^
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2012/11/05 20:13
今シーズン、お疲れさまでした。
野球もテニスみたく「チャレンジ」のシステムを導入しますか?
しょっちゅう中断されたら困るけど。

「がんばれベアーズ」とか「ルーキーズ」みたいに
みんなで頑張る野球は見ていて魅力的ですね。
強いチームが勝つのは当たり前なんだけど、そこを、ひっくり返す瞬間をみてみたい・・・
そんなわけで、来年もスワローズを応援します(笑)

心をひとつに❤
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2012/11/05 10:30
あの誤審(--〆) そうかあ、柳田さんて、Yの選手だったんですね!!
しかし、もう少し確認すべきでしたよね~;;
打者の加藤クンも、ほんとオーバーアクションだったし;;
その後の、加藤クンのヒットも、
素直に喜べない気分でした。

Gファンだけに、
日本シリーズのブログをアップしたかったけど、
なんか、雰囲気的に、できなかったんですよね。。
試合は観てたけど。。

確かに、おもしろくないのは、
その通りですよね~。
予告先発の発表も、
ある意味、余計なお世話かも。。。

猫さん。。
やっぱり、監督さんに なってくださいませな^^
いい球団ができそうですニャー。
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2012/11/04 22:56
野球が簡単なシステム化されてしまうと
それだけドラマ性がなくなって面白くなくなってしまうんじゃろ。
勝利の何とかは、マスゴミ用語だけど
メジャーの影響なのか先発は7回100球とか
完投やさらに完封なんてもう無理なのかも。
スターがどんどん小さくなって行くね
アバター
2012/11/04 21:48
あの誤審はいただけないね。
シリーズに負けたハムファンは特に
納得いかないだろうし後味が悪いのも確か。
ただハムファンが多い同じ道民としては
長野の死球に拍手を送ったファンは論外だと思った。
なんか今一つ盛り上がらないシリーズだった気がする。



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