Nicotto Town


JEJE 昔の名前ででています。


IN NY (NYシリーズ②)

NYタイム at  AM10:15~ 


昨日、日本を離れたのはちょうど12時・・・

そして、今同じ日の午前10時過ぎ・・・そう、時差のためまた一日前になった。

目の下に マンハッタンの風景が広がる 「自由の女神」が、私を迎えてくれているような・・・

日本では 今まで毎年夏には 大好きなお馬さんに会いに行くために 羽田と北海道を 往復していたものだ。

朝 羽田を出発して 私には荒野に見える千歳空港の近くに来るとなぜか心が高揚し・・・
そして 帰りには 都会の美しい夜景を目下に・・・
はしゃぎすぎて 帰ってきた私の心をその都会の夜景が落ち着かせてくれていた。

やっぱり・・・NYに着く前、何度か飛行機が急降下した時に私の背中からわき腹にかけて・・・悲鳴を上げた。

スチュワーデスさんが心配してそのたびに声をかけてくれたんだけど・・・

 
「いつものことですから」と引きつった顔で笑って答えた。

NY
には無事到着したものの果たして 私を待ち受けるものは?

実は、NYを選んだのには理由があったのだ。
妹の第二子の出産・・・それと私の傷心旅行。

ちょうど、いい機会だったのかもしれない・・・

以前、家族でロスには行った事があったが、NYは初めての地

例のごとく入国のさいにちょっとすったもんだ・・・

9.11後のNY・・・

靴の中から、全てをチェックされ・・・

でも無事に何とか通過して、空港には義弟が迎えに来てくれていた。


そしてこっちにいる間、しばらくは妹宅にお世話になることに・・・というよりお世話するほうなのだ。  
甥っ子達のお世話を・・・
でもきっと、今の私の心の穴をまぎらわせてくれる・・・そんな思いをめぐらせて


妹宅は NYの市街地から北にHigh Wayを1Hour.ぐらい。


「チャパカ」と言うところで なんとあのクリントンさんの家のすぐ近く・・・
機会があったら行ってみよう。

家の周りは数日前に降ったまっ白な雪で覆われ、日本でいえばさしずめ清里か軽井沢といったところ・・・

家の前には小さな池があり、それも全て雪で覆われていた。


果たして、今の私に甥っ子達の世話ができるのであろうか・・・不安だった。
ただ・・・ひとつの救いは、お兄ちゃんになりたての甥のあどけない笑顔・・・

忘れていた・・・いつもは何か心を痛めたときに必ず会いに行っていたお馬さん(ファルコ・ここに来る前にもファルコのいる根岸に行き、しばらくいってくるね。と挨拶してきた)がいたが・・・

小さな子供の笑顔が、こんなにも私の心を穏やかにしてくれるなんて・・・
こんなに、大切な事を忘れてしまうほど、私は人間不信に陥り、馬にだけ心をゆるしていた。
         
             ・・・・・続く・・・・・

                      ~NY 2002年1月24日~




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