小さな足あと（ＮＹシリーズ③）
- カテゴリ：小説/詩
- 2012/11/06 04:53:27
～あたり一面の銀世界～
日本は火曜日のちょうど正午かな？
夕べ降った雪でまたあたり一面銀世界・・・
氷点下なのでまるで砂のように降り積もった雪が風に舞ってきらきらと光っていた。
昨日は 近くのスーパーにお買い物に行った。
なんと全てが アメリカンサイズ！（当たり前か・・・でもリンゴだけが日本のものよりずっと小さい・・・）
よかった・・・昨日のうちに買い物に行って・・・
義弟に道順を教えてもらって、妹に買い物のメモを渡され・・・
お金を渡され、家政婦かいと・・・（そうだ、ここでは家政婦なのだ）
でも、方向音痴の私にいけるのか？？？とまたまた不安を持ちながら・・・
何もかも、初体験・・・初めてのアメリカでの車の運転。
信号機は、日本とは全く違いぶらぶらと上からつるされていて、どの信号を見ていいのやら。
左折した際に、思わず左側斜線に入りそうになったり（危なかった）
今朝・・・
窓の外を見たら氷って雪の降り積もった池の向こうの林から窓の所まで１０センチぐらいの大きな足跡が続いていた。
そして デッキの上にも小さな足跡が横切っていた。
ふと・・・この別世界の外を見ながら、やはりぼんやりと日本を思い出した。
きっと、日本時間火曜日の正午・・・彼はまだ・・・いつ昼食が取れるかわからないまま、仕事に追われているな・・・と・・・
ひとつだけＮＹに来る前に、彼と約束をしていたことがあった。
ＮＹに着いたら・・・一度だけ・・・メールを送ってと・・・
メールを送信して・・・本当にこれが最後・・・
でも、必ずこの国は、、、今までの私を変えてくれるはず
・・・・・続く・・・・・
～ＮＹ 2002年1月27日記～
NYにいてるんですね。いいですね。
私は行ったことがないので、一度は行ってみたいと思います。
アメリカ楽しんでね。
選挙で街はどんな感じですか？