Nicotto Town



暑中お見舞い。


阪神間から三宮を抜け、西へ向かうと、車窓に海が現れてきます。
昨日あたりから、目もくらむ日差しと暑さが夏本番だよと
教えてくれます。
都心に近い海水浴場、須磨浦海岸では、すでに海の家が立ち並び
平日でも、海辺に人が目立ちはじめました。

須磨海岸を行き過ぎ、とある駅でおり、バスかタクシーに乗って
母を看に病院に向かいます。
わたしは方向音痴なので、帰りに反対方面の電車に乗ってしまう
ことがたびたび。
車内でクスッとため息混じりに苦笑いします。

母はまだベットから起き上がることができません。
顔色はよくなってきたものの、
もとの生活に戻れるのか、先が読めない状態です

だいたい夕方に病院に行くので、帰りは夜になります。
暗い海にポツポツと浮かぶ、遠くの船灯りを眺め、
ニコッとのお友だちのことを思い出すことが多い日々です。

家族の辛い闘病を支えている彼女や、
暗い部屋で閉じこもっているのではないかと思われる彼
何かの悩みに出会い、ニコッとにご無沙汰している人
闘病中の人
就職活動や、けがをしながら派遣労働していたり
海外で頑張っている人
大切な人を亡くされた人
ストレスの多い仕事を耐えている人

それぞれ、大変な想いを抱えて
今を生きてます。
ああ、頑張っているんだな。
みんな。
力を貰っているような気がして
本当の名前も顔も知らないあなただけれど
愛おしい感情が湧いてくるのです。

お友だちの皆さん、
訪ねてくれる皆さん、
ささやかなエールを送ります。
ありがとうと添えて。

梅雨明けですか?
暑いですね。
暑中お見舞い申し上げます。
どうぞ、お体に気をつけてくださいね。





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