ヒィリピン軍と共産ゲリラ、ルソン島で交戦
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- 2012/11/21 17:19:07
フィリピンのルソン島北部で17日未明、フィリピン国軍とフィリピン共産党の軍事組織「新人民軍(NPA)」とみられる武装集団との交戦があり、国軍兵士7人と武装集団5人の計12人が死亡、双方で計16人がけがをした。国軍が発表した。
国軍によると、軍の兵士がパトロール中に武装集団と遭遇、銃撃戦になった。
http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=996
フィリピンの共産党軍事組織「新人民軍」は、中国の 毛沢東思想 を理想としている団体で、
1969年にフィリピンの田舎で結成されたといわれています。
その多くは旧日本軍と戦って、フィリピンを資本主義、帝国主義にする事を良しとしない人達
で、日本から開放された後もアメリカ軍と戦っていました。
その後1976年までに日本はフィリピンに対し、1902億300万の賠償金を支払ったこと、
1980年代に日本が積極的に開発援助を行ったこと等で、日本に対しての悪い対日感情が
薄れ、1992年のフィデル・ラモス大統領になってからは、ゲリラに対して孤立化政策を進め
た事が大きな打撃となり、日本憎しでゲリラをやっていた人達も少なくなって、現在では7千人
程の規模の共産ゲリラが残っているだけとなっているようです。