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中国、南シナ海で領海侵犯の外国船に警察が強権発動


[北京 29日 ロイター] 中国の国営英字紙チャイナ・デーリーは29日、南シナ海で中国が領有権を主張する海域に入ってきた外国の船舶について、海南省の警察当局が乗り込み、捜索すると報じた。アジアの各諸国が領有権を主張する南シナ海をめぐり、緊張が一段と高まりそうだ。

同紙によると、新たなルールは来年1月1日から実施される。中国の海域に「侵入」した外国の船舶に対し、海南省の警察当局が船内に乗り込み、支配下に置いた上で、航路の変更や航行の停止を命令することが可能となる。

南シナ海をめぐっては、中国やベトナム、フィリピン、ブルネイ、台湾、マレーシアが領有権を主張している。

中国は時折、中国の領海内で不法に操業していたとして、主にベトナムの漁業従事者を拘束しているが、すぐに釈放する措置をとっている。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8AS03920121129


南シナ海の西沙諸島及び南沙諸島は、日本の尖閣諸島同様に領土問題を抱えている地域です。

西沙諸島は、南ベトナムが実行支配をしていた島です。

1938年以降常駐部隊を配備し実行支配を続けていましたが、石油等の地下資源が発見

されてから中国が歴史問題を発言し始め、1974年には実行支配をして居た南ベトナム

軍と交戦しベトナム軍を退け、その際アメリカ軍の軍事顧問を含む49人を捕虜にして、

西沙諸島に軍事基地を設置し、南沙諸島でも天然ガスが発見されると1988年に南沙諸島

海戦を勃発させ、西沙諸島同様に中国が軍事施設を展開し実行支配を強めています。


この為、フィリピンや南ベトナムに駐留して居た経緯のあるアメリカが仲裁を持ちかけて

いますが、中国側は「アメリカは他国の領土問題に口出しすべきでなく、中国に領土問題

は存在しない」として、話し合いを拒否していました。

その後2010年以降、アセアンフォーラムにおいて2回ほど話し合われていますが、

「領有権問題の解決は当事国間の交渉でしか解決できない。」 として、アメリカの介入を

避ける発言が続いています。


今回領有権を争っている南シナ海を中国側が勝手にパスポートに自国嶺として記載し、

領海に入って来たベトナムやフィリピンの船に対して検閲を行い始めたことで、南シナ海

での領有権争いが更に激しくなることが予想されます。


http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=557457&aid=45884803



これに対してアメリカ軍は、沿海域戦闘艦等これまでになかったアメリカ最新鋭の軍艦

及び原子力潜水艦を南シナ海に派遣し、中国を警戒しています。

 

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