黒猫目日記33 （頭乗せ見習い猫の使い魔）
- カテゴリ：日記
- 2012/12/03 21:58:15
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家の外でがさがさと音がするので様子を見に行くと、猫がうずくまっていた。おや、この猫には翼があるではないか！
ああ、姫がいつも連れているあの使い魔にそっくりだ。見れば翼に怪我をして飛べないようである。よしよし、怖がらずともよい。腹が減っておるのか？焼き魚を食うか？
どうやら野良の使い魔らしい。野良になって間もないのか、がつがつと魚を食らうその姿は哀れを誘う。ううむ、しかし・・・お前、目つきが悪いのぉ。そういえばふりまなる市場にてお前の同類が沢山売りに出されておると聞いたことがある。もしや、その目つきの悪さゆえに市場にも売れ残り捨てられたのではないのか。お、何じゃゴロゴロと愛想を振りまいておるのか？ふふふ、意外とかわいいのう。
なんじゃ、茶太郎その顔は。何だ、やきもちを焼いておるのか？わっ！茶太郎やめよ猫に噛みつくな！これやめぬか猫が怖がっておるではないか。やめよ、あ、これ猫よしがみ付くな。痛、いたたたた、爪を立てるな！これ、離れよ
やめよやめんか二匹とも～～～
