Nicotto Town


TAKEのつぶやき


☆蛇含草

この蛇含草(じゃがんそう)はもともと上方落語です。うわばみが登場する落語はいくつかありますが、これは話だけで登場しない落語です。
ところで、東京ではよく似た落語に「そば清」がありますが、蛇含草がモチーフになっています。また、その話の組立ての違いがなかなか面白いところと思います。

【スジ】
ある男が隠居の家の軒先にかけてある草を見かけ。不思議に思ってその草のことを聞くと、うわばみが人間を丸飲みにして、腹が張り過ぎたときに嘗めるという。すると、あっという間に飲み込んだ人間を消化する蛇含草と言われる草で、魔除けのために下げてあるのだと教えられる。
そこで、男はこの草を半分もらい着ている甚兵衛の紐に結び付けた。

また、隠居は餅を食べるところだと言う。この男、よせばいいのに餅は大好物で五、六〇個ぐらい朝飯前だと大口をたたいてしまう。
それでも、最初は調子よく食べ出したが全部食べきれず家に帰るのであるが、どうも腹の調子が悪くなり、寝込んでしまう。そして、腹をさすっているうちに紐に結び付けた草に気がついた。

男は蛇に効くのだから人間にも効くだろうと、蛇含草を食べてしまう。

隠居が心配してたずねて来て、男の寝ている部屋を覗いてみると、

男は熔けてしまい餅が甚兵衛を着て座っていた。

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2012/12/12 11:04
蛇に効くのだから人間にも効く
・・・え?ww

近年さっぱり落語きいてません;;



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