記憶
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/12/07 01:26:23
流線形の鉄の塊にのり
そらに打ち上げられる
手に届きそうな宇宙と
丸みをおびた地球
やっぱり地球は丸かった
そんなセリフあったっけ?
なぜか今世の中は
変な方を向いていて
気が付いているのに
方向転換できない
からまった金たわしみたいに
別々を装ってるけど
一緒・・・
救世主なんているわけもなく
その金たわしと
一緒になるのかな
いまも燃えさかる炎
それをあおる風
水はその炎を消すわけでもなく
流れさり
やがて消えるその炎のあとには
あらたな命
その繰り返し
はかなく
むなしく
やり場のない怒り
その矛先は
その船の
船頭に向けられ
けれども
その船頭は
あまりにもおさなく
頭を下げることさえできずに
笑っている
それを
ゆるすには
わたしたちも
おさなく
やりなおすにも
どこからやり直していいかもわからない
やがて
こうなるさだめだったのか
そうであれば
あきらめがつく
それでいいのか・・・
だいじなものは
なんだっけ?
もう忘れてしまった
あなたの歌をもっとききたかった
おさなかったあなたの歌を・・・
ほんとうは手のひらの上に
宇宙は転がっているはずなのに
いまはそれがみえない
わたしたちは
生き続ける
たとえ
形をなくしても
再び出会う時には
それが
あなただとわかる
それは
宇宙に刻まれた記憶
あたたかい
あなたたちと
過ごした記憶
ボタン一つで
世の中は
変わってしまう
誰にも
そのボタンを押す権利は
ないはずなのに・・・


























ボタン一つで変わってしまう世界ってある意味理想的かもしれませんね。
ボタンを押しても再びボタンを押すことになりそうです。