常連さん
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/12/11 12:05:32
夜明けに降った雪が
うっすらと積もっている
足元を注意して
ゆっくり歩いていく
毎朝よく来ている
カフェによる
「シナモンティーでいいですね」
店員も手慣れている
一人シナモンティーを飲みながら
もう一人の常連さんを見つける
かれはカプチーノだ
シナモンの香りがする
いつか声をかわしたい
常連さん同士の
店の事とか
いつも読んでいる
本のとことか
時間が来て
私は出かける
未だ彼は読書中で
通勤には見えない
やはり一人がいいのだろう
その為にここはあるのだ
お互いを意識しながら
店の一角になるのだ
ありがとうございます。
そうですね。でんしゃなどですわった位置まできまっていたりして。
いないとどうしたのかなぁと思っちゃいますよね。
毎日通勤していると、言葉は交わさないものの、顔見知りの人が何人かいますね。
その人の顔が見えないと、なんか心配になってしまいます。