ドラマ【平清盛】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/12/11 12:38:04
【感想】平清盛も残すところ後2回ですが、これは大河ドラマとしても異例の長さと言えます。坂の上の雲放映のため11月に終了した3作品や半年しかなかった大河を除けば、今までの大河は遅くとも12月中旬には終了し、その後その年によって様々な形態ではありますが、総集編が放映されるのが通常の流れ。恐らく清盛も当初は16日までで、その後総集編という予定だったのでしょうが、今年はオリンピックなどで放映がなかった週があったため、23日が最終回になってしまったものと思われます。当初から大河にしては低視聴率が続き、夏ごろには大河初1桁を記録。以降7%~10%台という低推移が続いており、いかに視聴率を気にしないNHKとはいえ、大河・朝ドラ・紅白だけはすごい気にするので、これは大問題でしょうね。何が原因かとかは最後に書こうと思いますが、とにかくこの低推移で年末ギリギリまであるというのは、NHKにとってはもはや拷問でしかありませんよね…。さて今回は還都と南都焼討の回でしたが、回想シーンも多かったですね。何しろ2回残してますが清盛の余命は僅かですからねw 水増ししないと間が持たないですよ。南都焼討に関しては、大体あの通りですが、さすがの重衡も大仏殿や伽藍まで焼き討ちにするつもりはなく、僧房などの生活空間のみを焼くつもりだったようです。大層なことをしておいて屈託のない重衡に対し、清盛が怒り狂うかと思いきや、ねぎらいの言葉をかけたのは面白かったですね。もはやつける薬もないってことでしょうか。清盛はここで平氏の命運が尽きたのを悟ったのかもしれないですね。それとも、重衡の中に、昔神輿を射た自分の血を見たのでしょうか。