華アワセ~蛟編~
- カテゴリ:ゲーム
- 2012/12/16 16:56:37
乙女の為のゲーム誌という、B’sーLOG創刊10周年企画のゲーム付きムック
いやぁ~、創刊当時の紙面とは、大分ジャンルが変わっちゃったすね!ハハハw
華アワセのHPはこちら ⇒ hana-awase.net/
華札を用いた札遊び、華遷。
札に秘められた超能力じみた力を引き出す華詠と、その力の源になる水妹。
鬼札に選ばれた者は、水妹の頂点に立つ、泉姫の資格があるとかなんとか。
「フィールド形成、完了!」とか平気で言っちゃったり(笑)、
怨念じみた穢れを払う為に、札で戦うとか、結構ファンタジー色が強い学園物です。
紳士淑女の通うエリート校に、ひょんなことから転校する事になった主人公。
学園内で特に優秀な「五光」のパートナーとなり、泉姫候補として覚醒できなければ退学というw
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ゲームを起動して、まずBGMが良い!
ロマサガや聖剣は大好きだったので、この作曲家さんの起用は嬉しいw
由良さんの描く雅やかな世界は、色の塗りも特徴的で雰囲気ありますのぅ。
同じ乙女ゲーでも、ラブレボとは全然違うし。拷問シーンとか殺伐としたトコはラキドかなw (ぇ
「ゲーム付きムック」という事でボリュームに不安があったが、想像よりCG枚数も多め
「蛟編」なので蛟がダントツの量だけれど、他キャラのルートも存在する。
ギャラリーからシーン回想する為か、背景違いの差分で場所を取ってるとこもあるけど、全部で57ヶ所かな。
シナリオ量も多めなので、個人的には大満足。
(むしろ2周目以降に、どの程度の使い回しがされるか気になるw)
クイックセーブ&ロード、バックログでの音声再生。個別に音声量も調節可能と、システム面も良好
・・・まぁ、メニュー画面が常時画面右に表示されるのは、ちょっとアレかなぁ?
独特の世界観で美麗な画像なんだし、画面フルで見たかったかもー。
おまけモードでOPムービーが見れ無いのは残念。(まぁ、ゲーム開始すりゃ見れるけど
メインキャラである五光、教師陣、幼馴染や一部の生徒、敵キャラなどはフルボイス
それ以外の脇キャラは声なし。(委員長は声アリだと良かったかなw
効果音などによる歓声や悲鳴はあるので、臨場感は問題なし
お値段が1500円くらいという良心設定から考えると仕方ないんだろうけど、
立ち絵のバリエーションが少ないかな。表情差分は多いけど。
テキスト横に表示される主人公の表情差分は多い。(意外と猫っけのあるツリ目?)
この位置に、メインキャラも顔アップにしてくれると、表情の変化がもっと見やすかったかな
(委員長など、立ち絵が無いキャラはテキスト横に顔が出るが)
電話での会話音声は高めに聴こえたり、おぶさっている時に画面が上下に揺れたり、
ピントがぼやけてハッキリ顔が見えないようにしたりと、画面効果もまずまず。
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なにより、予想以上に華闘(花札に近いバトルゲーム)が本格的でビックリしたw
レベルアップなどで、HPや攻撃力・防御力にバトルポイントを振り分けるとか~。
クリティカル率を上昇させる技や、山札を透かし見るなど、技の使用回数まである。
最大5連鎖まで繋げられて、攻撃ボーナスもあり
花札の事なんぞサッパリ分からない私でも、
役の組み合わせやリーチ状態が色ですぐ分かる親切仕様だったので、遊び易かった。
草短と赤短の違いがイマイチ良く分かんねぇけど!w
5連鎖で猪鹿蝶などの大物が組み込めると、非常に気分が良いw
・・・そして「こいこい」で役が作れないと、メッチャ落ち込む^^;
初回プレイ時、300位から始まった学内ランキングで勝ち上がる事に夢中になる余り、
蛟とのデート前だって言うのに、ずっとバトルっていた序盤^^;
イベントで限界突破を覚える前に、5位まで登りつめてしまったぞ。
(なのに4位内とは戦えないだと!?唐紅と姫様をのしてやろうと思ってたのにww)
終盤になると手強い敵との連戦もあるけれど、
イベント前に「練習する?」的な選択肢が出たり、セーブの有無の確認が入ったりするのは親切
しかしまぁ、限界突破の発動で専用のカットインが入り、
パートナーがキャラソングを歌い出した時にはどうしようかと!www
2周目からは、能力値を引き継いだままのプレイも可能。
ランキングは300位からだけれど、解放した札はそのままで、速攻上位に挑める
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「~編」という、三部作に別れた作りですが、
ゲームスタートが、一般的なゲームの個別√分岐後の話からだと思えば分かりやすいかと。
この場合は蛟というパートナーが決定済みなので、蛟が王道。
それ以外は横恋慕などの世知辛いストーリーに。
二作目の「姫空木編」、三作目の「唐紅・うつつ編」ではまた違った関係性が描かれるのでしょう。
そして、ゲーム発表時から登場していた、
メインキャラの筆頭であろう、学園一の色男「いろは」!
「いろは編」が存在しない彼の、幸せな話はいずこ!?何という不憫な扱い!
だがしかし、報われないからこその葛藤が堪んネェな!ハハハwww
(どんな時も冷静で完全無欠。学内での人気・実力ともにトップの男が・・・
百歳(いろはのパートナー)と二人でいる処なんか、口うるさい母親とズボラな息子にしか見えないww
感情の機微に疎く、コイツダメだろ!wwを連発したくなる。戸惑った顔とか可愛いんだけどさー。
彼女に選ばれない事を、本人が1番悟っているから、不憫で贔屓したくなるよなぁ
蛟は、一作目にふさわしい王道の堅物さ。部屋に日本刀を飾っている眼帯男。
主人公ともども奥手な二人の関係は初々しいっすね!
そこに横やり入れる、唐紅の突っ走りっぷりww
蛟にとっての「健全ではない行為」と、
身内にまで年中発情期と言われる、「くれなゐ様」との差が激しい
・・・・・つーかさ、書籍扱いだから問題ないのかもしれんけど、
ゲーム的に見れば・・・少なくともコンシューマ機なら、15禁位いってると思うんだけど^^;
語彙や言い回しは古風だけど、結構ズバっと言ってるぞ?w
いくら黒ストッキング着用とはいえ、
スカートめくり上げながら女子高生のパンツを見る教師にも引くが、
・・・くれなゐ様よぉ、スカートの中に手ぇ突っ込んじゃダメだろ^^;捕まるがな
直接的な画像は無くても、ギリなとこあるよな!これって誰でも買えちゃって良いのか?
3作出た辺りでまとめてPSPに移植しそうだと思ってたけど、・・・これだと無理かな。うむ
蛟に一途!と思いながら・・・1周目は いろはに転んでしまったのでw
2周目こそ、蛟と泉姫を目指すっす!
~追記~
2周目以降(気付いたのは蛟クリア後)、ランキングで五光と戦う事も可能
負ければコスプレCG付きの、際どいバトルでしたww
元は十分取れる良作!「次のツキ」での幸せ求めて!第2、第3弾への期待が高まるますよ~ヽ(^o^)丿
黒田崇矢がお好きなんですね~^^
昼間っから学校でビール片手の不良教師の役ですが、なかなか良い声していらっしゃいますなぁw
私も昔はBGMを意識して聴く事は、よっぽど好みじゃなければ気にならなかったんですけど。
それでも聖剣とクロノトリガーはサントラCDが欲しくなったっけ。
レトロゲームの電子音も懐かしいですが。・・・こういうのも耳が肥えたって事なんでしょうかね?w
声優さんの中に黒田崇矢さんのお名前発見してちょっと興奮しました♪
音楽とかBGMがいいゲームって最高ですよね。
昔はあんまり気にならなかったんですけど、最近は音楽がいいとそれだけでちょっと得した気分になります^^