僕は彼を見た事はない。

しかしだからといって絶対にいないとは結論つける事はできない。

もしも「絶対にいない」と結論付けるには調査チームを結成し世界中をくまなく探し回った上で発見できなかったという観測結果を元に結論つけなければならないからです。

誰もが「私はサンタクロースを見た事はない。多分この世には存在しないと思う」という「思う」というレベルでの回答しかできないはずである。

「絶対にいない」そう言い切る人は「では貴方は世界中をくまなく探しその上でいないと発言しているのですか？」と反論されればおそらく「いや、そんなことは時間の都合上できない。でもいないと思う」というだろう。つまり多分いないと思っているだけなのです。




例えば先進国でキリスト教を否定していない国の殆どの小さな子供たちの殆どは貧富の差関係なくクリスマスの日におもちゃを買ってもらえるだろう。


それは仮に架空の存在でも「サンタクロース」という存在があるからそうなるわけなのです。


メルヘンチックに言うのなら「サンタクロースが大人たちに魔法をかけ子供たちにおもちゃを買ってあげたくさせている」のです。


つまり現時点ではっきりと結論付けられる事象としては

「サンタクロースに実体があるのかどうかはわからないが、その存在が確実に子供たちに夢を与えている」という事は間違いない事実なのです。