Nicotto Town



黒猫目日記42

街の雑貨屋で雪下駄を見つけた。こちらではスキー板と申すらしい。里で使うておったものよりいくらか長めではあるが用途は同じじゃろう。

神社の脇の坂道を登った先は山になっておって良い具合に雪が積もっておる。久しぶりにひと滑りいたそう。
雪山をえっちらおっちら登っておると人が縄にぶら下がって登って往くではないか。なんと便利なものがある。
りふとと申す物で滑車で縄についた椅子を引き上げているようだ。ここはスキー場と言って雪すべりを楽しむために整備された場所らしい。それ故りふとなる便利なものが備えてあるのじゃな。

里の山では近所で子供が遊ぶか猟の行き帰りに滑るぐらいでわざわざ滑る場所を設えることなどなかった。流石、街はちがうものじゃ。
さしづめ、りふとの建物の中では街に雇われた動物たちが何匹も集まって滑車を回しておるのだろう。ご苦労なことじゃ。

よく整備された斜面はなるほど滑りやすいスイスイと何度もりふとに乗って(歩いて登らぬのは楽じゃな)上から滑り降りていると何と!戸板に乗って滑り降りてくる人がいる。これは戸板ではなくすのーぼーどと申すのか。

ううむ、流石街じゃ思わぬものが見れて勉強になる。

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2012/12/20 10:52
今回のスノボの板、わんこのがあって、可愛いんですが、乗るには気が引けますねえ。
どうも動物を踏みつけるというのは、性に合いませんw




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