ゲイシャガールってひどないかい^^;
- カテゴリ:日記
- 2012/12/22 23:04:50
いつやったか、夕暮れの京都で見かけた本物の若い芸妓さん。
…実にしとやかで艶やかで。
ただ、料亭の入口に立ってただけなんやけどね。
日本情緒とはこうなんやろなあと、実感。
と、同性の私でも見惚れるほど、美しいお方でした。
凛とした雰囲気は、その道の玄人さんだけが持つ、誇りに裏打ちされてるんやろうなと。
世界で最も誤解されてる日本の職業は「ゲイシャ」ではないかなと思います^^;
芸妓さんは、古くから続く日本の伝統的接客業の専門家。
一人前になるには、日本舞踊と三味線などの楽器演奏と、礼儀作法、上品な立ち居振るまいや客あしらい、教養と話術。
それはそれは、いろんな修行をつまなあかん。
「性的」なものだけで勝負する芸妓は、玄人気質も芸妓からは見下げられたものだ。
明治維新のお歴々の奥方たちは、もとは芸妓さんて方が多かった。
初代総理大臣の伊藤博文氏の奥方も、そうだ。
あの幕末の時代、接客業の玄人中の玄人はまさしく芸妓。
維新後の西洋人との付き合いで大きく貢献したのは彼女たちだって、あまり知られてないよなあ><
当時の芸妓さんたちは、キップうがよくて、さばさばしてますよね。
自分の「芸」に誇りをもっていたのかなと思います。
ちっちさん
当時の女性に共通するしなやかな「強さ」ではないかと思います。
Yureさん
私は明治天皇の皇后陛下に頭がさがります。
率先して洋装をまとった潔さとゆうか。
あと、西洋に渡る婦女子への薫陶とか^^
それに比べて上の海藻の男性たちは^^;
沙羅さん
夜の宴会での出会いならあったんやろうけどねえ。
どちらかとゆうと、日陰の存在やったやろうなと。
芸事で食べていく人は、強かったと思うんだよなあ。
明治維新の中心となった下級武士は色々と助けられたよねぇ。
娼婦的な役割を全く担っていなかったって事もないんやろうけど……
現在は、芸妓も芸者も、芸の道を究めようと、ひたすら精進しているのは確かだよね~~