香り
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/12/29 22:41:40
ラベンダーの香りがする
部屋の中で
壁に寄りかからなから
一人香の中を旅している
もう1年が終わる
あなたとの出会いも
香がふんわり流れる
部屋だった
「ラベンダーですね」
「香にお詳しいんですね」
「いえ、そんなに・・・」
「私もラベンダー、大好きんです
話は弾んだ
会うことことになった
あのラベンダーの香りがする
喫茶店に
別れもあのラベンダーの香りがする
あのお店で
本当は彼女がいて
彼女が香が好きだった
私はなんだったのだろう
独り芝居
ラベンダーの香りが心地よく
その中で眠るだけ・・・
彼氏はラベンダーしか知らなかった感じだね。
皮肉にもラベンダーの香りで癒されながら眠るなんて
なんとなく、せつないね…