ドラマ【八重の桜】【ATARUスペシャル】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/01/07 15:11:54
【あらすじ】1868(慶応4)年8月、砲撃をあびる会津・鶴ヶ城内で、スペンサー銃を構え戦う若き女性銃士がいた。山本八重、後の新島八重である。戦からさかのぼること17年前。5歳の八重は男勝りで負けん気が強く、父・権八や母・佐久も手をやいていた。そんな八重が慕ってやまないのが、兄・覚馬だった。折りしも新しく会津藩藩主となった容保に付き添い、江戸詰めだった覚馬が家に帰ってきた。銃で華麗に的を撃ち抜く兄の姿を見た八重は、砲術に夢中になっていく。 【あらすじ】警察を辞めた蛯名舞子は、警察が捨てた案件を調べる捨て山探偵社を開業することに。アタルがアメリカに渡った後のアパートを事務所にしようとするが、そこは上司だった沢が住んでいるところでもある。しかし、最初の依頼である迷い猫の捜索に失敗、依頼主から報酬をもらえずに終わる。がっくりする舞子の元に、見るからに裕福そうな阿南恵子という女性が飛び込んできて、息子の公太が失踪したと言う。
【感想】初回見た限りでは面白そうです。まず今のところ幕末が舞台となっているので、幕末好きな人はキャスティングだけでも楽しめるでしょう。小栗の吉田松陰はあまりにガタイがよくイケメンでイメージが違いすぎるけど、生瀬の勝はなかなかいいね。奥田瑛二の佐久間象山も現存する実物の写真に似せようという意気込みが感じられてなかなかよかった。容保はかっこよすぎるねw 綾野は決してイケメンではないんだけど、スタイルはいいし持ってる雰囲気もいい。いやー、スパイダーオルフェノクも出世したもんだ…。さすがに西島は今の主人公と年の差がありすぎて、どう見ても兄ではなく父親だけどねw でもこのドラマ、スイーツ大河と言われるだけあって、なかなか男性陣のキャスティングがうまいですね。西島秀俊、長谷川博己、綾野剛あたりは今が旬、中高年の女性の心をグッとつかんでますよねw あと、やはり大河はベテラン勢のメンツも肝心。そのへんは西田がグッと抑えてるので安定感がありますな。ただ心配なのは、幕末時代が好きな人って多いんだけど、どうしても人気のある薩長土肥、新撰組あたりと比べると、容保と白虎隊くらいしか名前が知られてない会津藩を知ってる人って、あまりいないんじゃないかと思う。ていうか私が知らないw それにこのドラマのメインになってくるのは明治時代後半ていうじゃないですか。そのくらいの時代って、あまり詳しい人いないと思うんですよね。同じ時代を扱った坂の上の雲も視聴率イマイチでしたし。なのでともかく、最初にこのドラマ面白そう!と視聴者の心を鷲づかみにしておかないと、後々またヤバいことになりそうでちょっと心配です。今のところは面白いです。見逃してしまった人は再放送もありますので、ぜひ見てみて下さい。次回はもう、主人公が子役からバトンタッチします。ちなみにこの綾瀬はるか、広島出身なもので、去年の平清盛に引き続き、広島のNHKでは広島出身の女優が主人公!と盛り上げようとしていますw ちょっと無理があるんじゃないかな…。広島出身の吉川も出るんですが、西郷だってw あまりに美化しすぎなのでは…。ちなみにオープニングのラスト、磐梯山をバックに広い草原でピンクの傘が次々と広げられるシーン、CGではなく地元の中高生に手伝ってもらって、人海戦術で本当にやったそうですよ。
【感想】4時間以上に渡る長時間のスペシャルでしたが、前半の新撮は30分にも満たない短いエピソードに、1時間以上に及ぶ連ドラ時の映像を織り込んだ、最近流行りの総集編形式でした。事件も他愛もないもので、まぁあの年の女性で3歳の息子もないもんだ、きっと犬かなんかだろうと思って見ていたところ、阿南公太でアナコンダというオヤジギャグ的なオチw しかも逃げたんじゃなくて、違法なペットだったんで警察に没収されたというw だから警察の介入を嫌がってたのねw しかし警察に連れていかれたんだとしたら、舞子が地下駐車場?みたいなところで格闘していたのはなんだったんだろう…。あの時点で異様な効果音から、こりゃ犬どころの騒ぎじゃないなとは思ったんですがw で、本番は9時の新作スペシャルからですよ。いや~、やっぱりいいねぇアタルは。今回の事件は今までと違って複雑で、サイコパス臭のする事件でしたが、連ドラ時には出てこなかったアタルの弟タスクが出てきて、障がい者の家族の苦悩と葛藤も描かれてましたね。しかしまさか弟がストーカーになってたなんてねw あんなにイケメンでバーテンなんていうモテそうな仕事をしてるのに、何もあんなチンケな女のストーカーなんかすることないのになぁと思うんですが。事件の方は、昨年から世間を騒がせているハッキングやら、ネットゲームに関する事件など、ちょっと年寄りにはついていけそうにない話題が盛り込まれており、ネットにあまり詳しくない人にはつらい内容になってました。でも、それまで反目、というか、タスクの方が一方的に兄を嫌っていたのに、2人並んでゲームをプレイしている姿は、仲のよい兄弟にしか見えなかったところは、現代社会における家族関係の遷移を表してる感じがしましたね。昔ならキャッチボールやサッカーなど、兄弟の仲のよさを象徴するものは外での遊びだったと思うのですが、それが家の中でのゲームとなってしまった今でも、兄弟愛という家族間の中でも微妙な愛情は、昔と変わらない、この表現手法は昨今のドラマで初めて見たような気がします。連ドラとよく似たラストもよかったw 今回沢に渡されたのはケチャップではなくマスタードでしたがw その後舞子が渡したチョロを、一応アップデートはしたけど何か納得してないアタルの微妙な表情がよかったですねw 他のキャラもブレてなくてよかった。特に松島のストーカーキャラが更にパワーアップしてたのは不気味でしたねw 今回出てきた鑑識の水野36歳は、AKBのメンバーで、本当は18歳だそうですよw そして意味ありげに登場した堀北演じるマドカは、映画への布石でしょうかね。うーん、満を持しての映画化かぁ…。連ドラで帰ってきてほしかったところだなぁ…。
確かに視聴率は他と比べるとよかったけど、
キムタク黄金期に比べるとちょっと寂しいものが。
私は例によってDVD化してから見るかもしれません^^;
今月末から、ストロベリーナイト
3月には相棒、コドモ警察
プライスレスも映画化なのかな?