第3章 日本列島の誕生(2)(大八島国)
- カテゴリ:日記
- 2013/01/09 10:26:43
「今、私たちが生んだ子どもたちは、どうもよくない。もう一度、天つ神様たちの所へ行って、尋ねてみよう。」 そこで二柱の神は、島に降り戻って、もう一度、天の御柱を前のようにお回りになられました。今度は、イザナギノミコトが先に このように、八つの島をお生みになったので、この国を「大八島国=おおやしまのくに」というのです。 この後も二柱の神は、次の六つの島もお生みになりました。
と二柱の神は相談され、ご一緒に天つ神のところに参上し、お伺いを立てました。
天つ神のご命令で、鹿の骨を焼いて占ったところ、「女が先に声をかける事はよくない。また戻って改めて言いなおせ。」とのお告げがありました。
「やあ、本当に美しい女性ですね。」
とおっしゃると、その後でイザナミノミコトが、
「まあ、本当にすてきな男性ですね。」
とおっしゃいました。このように言い終わった後に男女の交わりをしてお生みなった子が、淡路島(あわじしま。瀬戸内海最大の島。現在は兵庫県の一部)です。こうして、イザナギノミコトとイザナミノミコトが次々にお生みになったのは、以下の島々です。