韓国国防部 米と作戦統制権移管後の指揮体系を協議
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- 2013/01/11 21:01:35
韓国国防部は11日、新政権の発足を準備する大統領職引き継ぎ委員会に業務報告を行い、近く米軍当局との実務協議に入るとした。2015年末までに有事作戦統制権が韓米連合司令官(在韓米軍司令官)から韓国軍に移管される予定だが、移管後の新たな韓米連合指揮体系のあり方を2月末までに決めるという。
ある消息筋は「移管後の連合指揮体系を議論するために、韓米は連合実務団を結成した。来週から本格的な協議に入る」とした上で、新たな連合指揮体系の設置案は夏に予定されている韓米合同演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)に適用されると説明した。
また国防部は業務報告の中で、兵士に支給する訓練費を2~3倍に引き上げることや休日の予備訓練の拡大などについても言及したとされる。
一方、今年創設65周年を迎える韓国軍の記念行事を大々的に行う内容も盛り込まれた。軍関係者は「『国軍の日』の行事は5年ごとに大統領を迎えて行っているが、初めて女性大統領が参加するだけに特色があり見栄えのする行事を準備する計画だ」と述べた。
最終更新:1月11日(金)19時42分
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