仏のマリ空爆、イスラム過激派が「報復」宣言
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- 2013/01/13 21:51:25
西アフリカ・マリに軍事介入したフランスは13日も中部でイスラム過激派武装勢力への空爆を行った。
フランス軍による空爆は3日連続。
周辺国による軍事支援の準備も進み、AFP通信によると、ブルキナファソ、ニジェール、セネガルの3か国がそれぞれ兵員500人規模の部隊をマリに派遣することを決めた。一部は13日にもマリに到着し、マリ政府軍の作戦に協力する見通しという。
一方、イスラム過激派武装勢力側は12日、「報復」を宣言した。
国際テロ組織アル・カーイダとの連携が指摘されるマリの武装勢力「アンサール・ディーン」報道官はロイター通信に対し、「イスラム世界にいるすべてのフランス人が深刻な結果を受けることになる」と述べ、マリ以外の場所で、関連組織などによるテロもあり得るとの認識を示した。マリ北部や周辺では仏人8人が人質となっているが、報道官は「人質は死に直面している」とした。
(2013年1月13日19時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130113-OYT1T00564.htm