心が温まる小説
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/01/19 12:36:27
今日ラジオで短編小説の朗読を聞きました。
山本周五郎作「藪の陰」です。
祝言の日に、夫はなかなか帰ってきません。
そのうち重症を負った夫が藪の陰で発見され、家に運び込まれます。
ゆきは普通の着物に着替えて夫を看病します。
そのうち、夫がお金を工面してほしいといえば理由もたずねず、自分のもってきた着物などを売ってお金に換え、夫がいうように上司のところまでもっていきます。
何か不始末があったとみえ、夫の給料は半減して生活は苦しくなりますが、お琴を教えたりして何とかしのぎます。
ある日、傷も少しよくなった夫のもとへ同僚が訪ねてきます。
そこで夫が切られた理由がわかるのですが、夫を信じていてよかったと安堵する妻の心温まる話でした。
朗読するアナウンサーも上手でこれなら読むよりいいなと思いました。
でも原作を読んでみたいものです。
口下手で思ったことを美味く表現できないと
自覚しているので、
人に感動したストーリーを話した覚えがないなぁ(笑)
小説は月に1~2冊読むのですが
なかなか心温まる小説に巡り会うことがなくて(^^ゞ
山本周五郎の時代物ならハズレはないような気はします。
自分で読むと感覚は違うと思います、
登場人物のセリフの「声」がおそらくアナウンサーの声とは違うと思いますので。
誰もいないところで聞きたい。
だって、感動して涙を流すところを
誰にも見られたくないんだもの!!
読んでみたくなりました!
読むのもいいですが朗読を聞くのもいいですね。
私も機会が合ったら「藪の陰」を読んでみますね(✿◕‿◡)♬
朗読を聴くとまた違った感動があるんですね(。◠‿◠。✿)