政治家の錬金術 1
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- 2013/02/06 11:06:14
政治家の仕事はただの金儲けだと言うと
トンデモ話だと思う人もいる。
やっぱりと思う人もいる。
どっちが多いのかなぁ
いろんな場面で 真実が漏れ出してきているから
しっかりと観察していればわかります。
公然とした事実と言えば 目白御殿など
* 御殿という名前がつく豪邸。
他の人の場合は
* 家宅捜索が入ったときに 地下室から 金塊の山が出てきた。
* 汚職事件で追い詰められた代議士が 自殺
大量に集まったマスコミの前で 妻が
「 みんなおんなじことをしているのに
なぜうちの人だけを 責めるの 」
・・・・・ みんな同じことをしているんだぁ
ところで 金塊の山 ・・・ 山というには 10個ぐらいじゃないです
100個ぐらいかな
それも 10kgの金塊かな
1kgでは てのひらに乗るぐらいの大きさ
映画の中にでてくるようなブロック状のものは 50kgはあるかも
片手でほいほい運べるものではないですね
比重が約20ですから 重さのわりに小さい。
金塊の値段は 1kgで 現在のところ 531万円
10kgで 5310万円
それを100個というと
53億1000万円
想像の話は置いといて
汚職事件は多数あるけど
その汚職の内容は多種あります
それを調べると 政治家の錬金術の実態が出てきます。
いろいろある中で 古典的なものから
* 土地取引
これは 政治家という立場にあると
国土計画を 公表される前に知ることができる。
鉄道 高速道路 の新設
その用地を先回りして取得する。
田舎のただ同然の土地が あっというまに高額になる。
用地買収で 高値取引で国に売ることができます。
それだけではありません。
駅の誘致
高速道路では インターチェンジの誘致
これは実際によく聞く話ですね。
地元の人々の便利さのため ではありません。
駅のできる周辺の土地も買っておくためです。
駅ができると 商業用地として高額になることは目に見えている
1億円の資産を簡単に 10億円にすることができます。
現在 お金持ちの政治家として知られる 河野兄弟の父
この方法でお金持ちになったのは有名です。
土地取引には それだけでなく
地目変更というテクニックがあります。
土地には 地目 という 用途による名目が決められています
住宅地 農地 山林 など
目白御殿のあるじだった人 彼のよく使ったテクニックです
権力を自分のために使う
地元の新潟県に流れる大きな川
その河川敷です。
河川敷という言葉のイメージは
東京でいうと 河川敷ゴルフ場 草野球場 駐車場
それから ブルーシートの小さなお家
堤防の内側の低地です。
しかし 地方の未整備の大きな河川には
「堤防の内側」というような
目でみてはっきりわかるような形ではない
でも 地目は 「河川敷」になってる
そういう土地をただどうぜんで買って(使えないから安い)
自分の権力を使って 地目を変更させる
住宅地になれば いくらになるのかな
土地は 高値になると 売るだけではなく
融資の担保としても使えるようになる。
見た目は昔のままで 大金を使えるようになります。
これに似た方法で 都会では
「建蔽率の変更」 というのもあります。
建蔽率100%だったら
半分の面積に2階建ての住宅
これが600%になれば
敷地全面に6階建てのビル
都会では 建蔽率に比例して地価もあがります。
つまり 1億円が 6億円に あっというまに上昇
5億円 丸儲け。
簡単に言うと そういうことになります。
政治家になると こんなに簡単に金儲けができる
だから政治家になりたい人がいる。
そのためには 選挙に当選しないといけない
選挙に当選するためなら いくら金がかかってもいい
・・・そこから政治には金がかかるという言葉がでてきた
本当は 政治に ではなく 選挙に なんですね。
日本の供託金は 泡沫候補を減らすためということになってるけど
実際には 上に書いたように 選挙にお金がかかりすぎるから
簡単には立候補できないですね。
日本は志だけでは立候補しにくいシステムです。
大物政治家になれば こんなことは簡単にできるようになるんですね
それから 都市計画区域 市街化調整区域 という区分けもあります
こっちもなかなかくせものです
それに 地目変更するにはお金がかかると聞いていたのでそれは 国の発展の為に使うお金だと思っていました。 背後で こんなからくりがあったのですね。 ふぅー。 --) 良心的な政治家がいることを願うしかないです。