政治家の錬金術 2
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- 2013/02/07 02:37:10
不動産取引の次は
ゼネコン 箱物 補助金 というキーワード
ゼネコンとは 大手土木建築会社のこと
街を歩いていると 大きなビルの建設現場などにみかける名前
高速道路 橋 などの建設現場にもありますね
箱物とは 大きな公共建築物
東京の都庁 区庁舎 立派なビルが多いですね
それは 地方でも同じ 県庁 市役所 など
補助金とは 国と地方自治体との関係です。
地方自治体が 公共建築物を作るときに
国から補助金を引き出して建設する
こういった建築物は 税金から予算を出して
民間のゼネコンが受注するわけですが
そのあいだに 政治家が介在するわけですね。
一応 公募 入札 選定 という手続きを踏むことになっていますが
形骸化しています。
特定の建設会社と橋渡しをすることで ペイバックを受け取る
国会議員の中には
道路族 建設族 などと呼ばれる人たちがいます。
ゼネコンと深いつながりを持っている人たちです。
それぞれ得意分野を持って 棲み分けしています。
ODAというものも これと似ています。
こちらは 外国と太いパイプでつながっている
という表現があります。
その言葉の意味は 族議員と同じ。
ODAとは 後進国でなにか大きな事業をするときに
日本の税金から お金を貸し与えることです。
Aという国で 病院を建てたい ダムを作りたい 高速道路を・・・
円借款という形から お金を低利で貸すことだと 想像するけど
実際には お金を受け取るのは 日本のゼネコンです
お金を出すかわりに 日本の企業に受注させろ ということです
そこでも 政治家が橋渡しの役割をして
ペイバックを受け取るのです。
10%から15%です。
これはむこうの政治家にも ペイバックしないといけません。
そうして建てられた建築物は 数年後訪れると
ただの廃墟と化していたりして
どちらの国の政治家も 金儲けだけが主目的
そのために 税金が捨てられている
一億円を懐に入れるために 十億円捨てる
捨てるのは カモフラージュのため。
意味がわかりますか。
大金をつぎこんで病院を建て 高価な設備備品をそろえても
管理 運営する人材がいない
故障すれば 修理できず放置するだけ
つまり 捨てられていく
主目的は 金儲けなので その後どうなっていても 知らないっ
ということです。
税金を直接奪い取れば すぐにばれてしまいます。
こうして政治をしているふりをして予算を執行する
それがカモフラージュの役割になるのです。
上に書いた 国内の場合は 国民の目の届くところにあるので
さすがにそういうことはないと思う人もいるでしょう。
ところが 健康保険 年金基金 などが
ホテル 旅館 のようなものの建設に使われて
赤字つづきなので 廃業
ただ同然で民間に払い下げ
マスコミで大きく取り上げられたのは
そんなに昔のことじゃない。
政治家 官僚の金儲けのために 税金が捨てられた。
ということですね。
そう 政治家だけじゃなく
官僚もそうなんです。
官僚というのは
一流大学を出て 公務員上級職試験に受かった人
公務員の中でも一握りの人です。
小泉 安倍氏たちが言う 「がんばった人」のことです。
定年を迎えて再就職すると 天下りと呼ばれる人たちのこと。