Nicotto Town



政治家の錬金術    6

野党の場合はどうするのか。

国会のようすを見ていると

民主党が与党になって 自民党が野党になったとき

質問とか行動が 野党だった党のものと同じでしたね。

とにかく 野党を引きずり落として 取って代わりたい

それだけしか考えていないみたい。

それは この錬金術を使えるのは

与党の立場にいるときのほうが 強いから

一番新しい方法の為替相場の場合は 特に顕著です。

しかし 野党には野党の立場でできることがあります。


昔は 爆弾発言 というのがありました

国会で 与党にとって 不都合な事実について

突っ込んだ質問をすることです。

公明党の声の大きい 議員さんがよくしてました。

ところが この爆弾発言というものは いつも尻切れトンボ

その後 どうなったのか 続きの回答 質問 なにもありません

どうなっているのかというと 料亭です

料亭政治という言葉があります。

国会は ただのパフォーマンス

本当の政治は 料亭で 夜 行われている

そんなことも言われていました。

政治などというものではなく 裏取引とか 

表にはとても出せないことばかりです

彼らは それを政治と呼ぶ。

爆弾発言があった夜

与党議員と 野党議員が密かに テーブルをはさんで向かい合い

「これで なんとか 収めてくれ」

 「うむ それでは 頂いておきなさい」と秘書に受け取るように促す

昔は 現金そのまんま

国会対策費 という名前のお金。

その後 カモフラージュテクニックも発達して

美術品 骨董品が使われるようになりました。

事務所に 高名な作家の絵が届くのです。

秘書は それを 元の場所に持って行く

元の場所に行って そこで換金

具体的に言うと

例えば 青山のホンダビルのそばの骨董店

そこに与党議員の秘書から注文が入る。

「野党のOOの事務所に絵を一枚届けてくれ」

それを受け取ったら 元の場所に持って行って 換金

骨董店は 手数料ていどの利益を受け取る


与党議員の事務所から 1000万円 骨董店に届く

骨董店は 野党議員の事務所から戻ってきた絵を900万円で

買い戻す  といった流れです。

こういうのは 小口のお金です。

大きいのは 法案を通すときです。

私が゜小学生のころ

民社党というのは 野党のくせに なにかあると与党にくっつく

変な政党だなあと感じていました。

大人になると それは お金のことなんだとわかった。

与党がどうしても通したい法案があって

議員数とか スムーズにとおりそうにないとき

小さい野党をお金で抱き込む

それがあの民社党です。

今はもうなくなってしまった 民社党。

与党と野党の関係は 

反対すれば金になる

そういう関係

国会の答弁を聞いていれば 実のある議論なんか

ちっともないでしょう。

屁理屈 論点ずらし すりかえ 黙殺

そんなのばっかり

まともな議論をしているところ 見た事無い

国会は ただの綱引きの場でしかないということです。

力が強いところが より多くのお金をゲットできる。





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