ロウソクの科学
- カテゴリ:日記
- 2013/02/12 09:03:08
ファラデーの「ロウソクの科学」という本があります。
岩波文庫の薄っぺらい本ですが
唯一父君の書棚からもらって(勝手にもってった?)
愛読した本です。
時代はまだ「酸素」という概念すら
確立していなかった頃。
当時は「燃素(フロギストン」というものが
モノを燃やすということが科学者の中で
信じられていた時代です。
ファラデーがロウソクによる一般の人への
講義をしたものが、本になっている
のですが大変オモシロイ。
カテキョをしていた頃、中学生によく
「これは200年前の最新の科学をやっているんだ」と
理科の教科の説明をしたものです(笑)
それはこのファラデーの本に書かれていることが
ほとんど中学校で習うことばかりなので。
いまはやらないような実験方法などが
書かれていてそれもオモシロイです。
なぜ燃えるか、炎がどうしてあんな形なのか
教科書より面白く読みました。
いまは滅多に開きませんが
思い出すとワクワクする本です。
ロウソクが燃えるのは芯が燃えてるんじゃないんだ
なんていう初歩の初歩のことすら、この本を
読まなかったらいまだに知らなかったかも(゜∇^*)テヘ
スナップドラゴンなんていう
ブランデーに干しぶどうを入れて燃やして遊ぶ
そんなクリスマス行事もこの本で知ってやってみたけど
うまく行かなかった覚えが(笑)
いつかヨーロッパのクリスマスで
スナップドラゴンを体験してみたいです♪
<昨夜のわたし>
紐を結ぶ話でもりあがる(笑)
さあ今日の一冊
五味太郎「じょうぶな頭とかしこい体になるために」
タイトルを見ると発酵の小泉先生の本みたいですが
絵本作家で知らない人はいない五味太郎さんの本。
この人のこういうタイプの本はオトナが読むべき
じゃないかなぁと思ったり(゜∇^*)テヘ
現代の学校がやるのとほとんど変わらない
方法でやっているので、それもオモシロイです♪
なんですよねー。毛管現象の説明でもありますね♪
その時に、ロウソクを作ったっけかな?
もう忘れちゃったけど(_≧Д≦)ノ彡☆♪
知らなくても良いことなんですけどね。
一応「センセイ」と呼ばれるからには身近な
トリビアの1つとして覚えておく程度のことです(笑)
だからこそオモシロイのですけれど♪
ビブリア古書堂にありそうな本だ♪