北朝鮮系本屋「コリアブックセンター」
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/02/12 21:49:58
今日の午後、東京都文京区白山にある「コリアブックセンター」に行ってきました。
北朝鮮系の書籍を販売していることで有名な本屋です。
ここを訪れたのは、珍しく反北朝鮮トーンではない(らしい)北朝鮮本「新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮」で紹介されていたことがきっかけです。
反骨心の強い私は政治情勢なんて逆風だと思わないので、一度は行ってみたいなと前々から思ってました。
とはいえ、今日は北朝鮮で核実験が行われた物騒な日。
案の定、
入口前の道路にパトカーが待機していてびびりました。
はじめてエロ本を買いに行った高校生の時と同じくらいびびりながら本屋に入りました。
中はかなり狭かったです。
面積で言うと、コンビニよりもかなり小さい、一部屋くらいです。
そして忘れられないのが、独特の匂い。
古本の匂いでもない、建物の匂いでもありません。北朝鮮では定番の芳香なのでしょうか。
中はおばちゃんが一人で店番。5分くらいいましたが客は最初から最後まで私一人でした。
売ってるものは・・・・
古本屋ではないはずですが、読まれまくった、痛みまくった古本が多数でした。。あとはDVDやVHSビデオテープもちょっとだけ置いてます。ハングルなのでどういう本なのかはさっぱりわかりません。
一応日本語で書かれた日本の出版社の北朝鮮本もちょっとだけ置いてました。北朝鮮に批判的な文献ははじめから除外しているのでしょう。前出の「新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮」も置いてました。中立的な北朝鮮本を探すのにかえって便利なコーナーなのかもしれません。
で、私が買ったのはこんな本。
「朝鮮 魅力の旅 (改訂版)」 朝鮮新報社
中身はふつうの北朝鮮旅行ガイドです。月並みですが月並みなのがかえって怖いですw 中国人向けに中国語か英語で書かれたものをそのまま日本語に翻訳したものと思いますが、書かれた日本語がなめらかで違和感を感じませんのでそれなりに手間をかけて作っているのでしょう。ただ、Amazonでは買えません。
これをゲットできただけでも行った価値がありました。
板門店とか普通に観光名所として書いてるけど、日本人が北朝鮮側板門店の近くに立ち寄れるとは思えんのですが。
旅行ガイドとして役立つときは永遠にこないと思いますが、読み物としてはおもしろそうです。
高校の修学旅行で韓国に行ったのでしたw
本屋さんの血が騒ぐ方には断然おすすめのスポットです。
ただ平日午後しか開いてません。殿様商売、いや将軍商売とでもいうんでしょうか。
945円なので、話のネタにもいいかもしれません。
とにかく文章に全く違和感がなくてびっくりです。
面白そうです、いろんな意味で(-ω☆)キラリ
そういう時にだれも持ってない旅行ガイドは役立ちそうですね。
お土産は金日成バッジでお願いします。
政治には興味ありませんので念のため・・・