黄昏時
- カテゴリ:日記
- 2013/02/13 22:53:54
傾きかけた太陽の日差しが強くて、信号待ちの車内のルームミラーに
後ろの車の中がはっきり見えた。
助手席に付けたチャイルドシートに座っている2~3歳くらいの可愛らしい女の子が
大きな口を開けて茶色っぽい物を舐めている。
チョコレートアイス、なのかな?
運転席のサングラス掛けた若い父親とみられる人が
覗きこむように見ているのはアイスが垂れていないかどうか、なのかな?
そんな父親の方を見ることもなく、女の子はもう夢中。
微笑ましい光景・・・
を、見ていて思い出した。
いつだったかのやはり今日のように晴れた夕暮れ時のとある田舎道。
後ろの軽に乗っていた男女が、信号で止まる度に
めちゃくちゃにちゅうするのがミラーに映り込む。
人通りも車の通りも少なく、誰にも見えていないとでも思うのか、
または見えていても平気なのか、それとも私は人としてカウントされていなかったのか。
そういう時に限ってよく信号に捕まる。
捕まる度に激しさを増すかのようなちゅう。
いんだけど、別にしてもいんだけど、何回しても、どんな風にしてもいんだけど、
でもそんなにするかぁ?
だったらどっかに車止めてやれよ。
あんたら明らかに前見てないやん。
なんなら運転しながらしようとしてるやん。 いや、してるやん。
その勢いでオカマ掘られんじゃないかとハラハラしちゃうんだよ。
できたてホヤホヤかよ。
それともこの道筋、ホテル帰りかしら・・・
と、そこまで思い出して更に思い出した。
やはりいつかの夕暮れ時のとある田舎道。
左右は果樹園でほとんど曲がる所のないまっすぐの道だけど、
奥まった所にぽつんと一軒だけ建った❤ホテルへ続く脇道がある。
通りかかった時、一台の車が出てきてわたしの後ろに続いた。
おじさんの域に手がかかった男性の運転で、おばさんの域に手がかかった
助手席の女性はシートを目一杯倒していた。
滅多に車は通らないと思っていたらわたしがいちゃったもんだから
一応顔を隠しているのね。
どう見ても不倫の二人、別にわたし興信所の者じゃありませんから。
あんたらが思ってるほどあんたらには興味ないです。
何も気にせず、おうちに帰って素知らぬ顔で家族に晩御飯作って
食べさせてあげてください・・・
なんであんなに微笑ましい光景から、こんなところに辿り着いてしまったんだろう。
もともと二人用に造られてるし、お風呂に至ってはあんなことやこんなこともできる広さ。
間取りとかちょっとおかしな感じだけど、面白いなぁと・・・
普通のビジネスホテルより、元❤ホテルのビジネスホテルの方が使い心地よさそう♪
結構広くて快適でしたけど、一番よかったのはお風呂ww
ビジネスホテルにあるような小さいユニットではなく、ふつうに洗い場のある広いお風呂でしたw
先日、TVでホテルの内装を手掛けていた方のお話を聞きまして、
バブルの頃はそりゃあもうすごいことになっていたとか・・・ 一見の価値あり!だったでしょうね。
最近は利用者が減ったので、改装して賃貸住宅になっているところもあるって聞いたので、
そっちを見学してみたいです。
中東のような、西洋のような・・・入っていったら、
「独りはダメよ。またいらっしゃい。」って受付の女の人に断られたことがあります。
一般見学はおこなっていないようです。
(V)-¥-(V)