Nicotto Town



異色少女 4

少し異変に気づいていた.

何故あの状況であの女子たちは此方を見ないのか

あの二人を含めこの学校はおかしい、変だ

異色を放つ少女たちしかいない



「沢口さん」

昼休み、少しざわつく教室で沢口珀を呼び止めた

「あら、千色さんが話しかけてくれた」

沢口珀は笑みを浮かべスカートのポケットから取り出した

手帳に何やらメモを始めた.

「何をしているの」

「千色さんが初めて話しかけてくれた日」

手帳を此方に向けて見せてくる

そんなのいちいち気にしないで欲しい 気持ちが悪い

「そんな事どうでもいい、一つだけ聞きたいことがある」

「何、なんでも聞いてよ」

こんな自慢げな顔にイラつく必要は無い

「この学校は何?」

「どういうこと?」

「貴女たち二人以外のクラスの女子、変よ」

そう言うと沢口珀は口に手を当て、笑った

「何が可笑しいの」

「いや、ごめんなさい。 何も知らないんだな、って思って」

もう駄目だ、面倒

「もう良い、これからはもう話しかけないから」

彼女に背を向け歩こうとすると、不意に腕を引かれた

「、何」

「一つ教えてあげるよ」

沢口珀はニタッと笑みを零した

「ここの女子は貴女以外可笑しいのよ」

私以外

「私は普通を気取ったことないけど」

「それだから駄目なんだよ、千色さんは」

憎たらしくニンマリを笑った沢口珀は気持ちが悪かった

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2013/03/02 14:24
抽選結果発表してます。

テスト、頑張って。
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2013/02/28 18:53
3月企画34名登録。 残り3名。お早くよろしく。締切は3月2日24時とします。
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2013/02/27 19:18
抽選会登録よろしくどうぞ。
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2013/02/26 18:44
本日20時、抽選会登録発進します。よろしく。




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