☆鉄筋コンクリートの科学
- カテゴリ:その他
- 2013/03/19 00:07:00
建築資材は温度が上がると膨張します。また、このときの体積の増加率を膨張率といいますが、その差が大きいと建築物にはひずみが出てくることになります。しかし、鉄筋とコンクリートは各々の膨張率がほぼ等しくひずみができないようになっています。
また、鉄は放置しておくと酸化鉄つまり錆になります。さらに、酸性の物質はそれを速めることになるのですが、うまい具合にコンクリートはアルカリ性です。つまり、コンクリートの中では鉄筋は錆びないわけです。
しかし、コンクリートも長い間放置しておくと、表面から徐々にアルカリ性が低くなる中性化という現象が起こります。さらに、中性化がすすむと中の鉄筋も錆びやすくなります。
最近、崩落事故とかで問題になってますね。
物知り、ですね。
勉強になります。
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