ゆっくり話そう じっくり聞こう
- カテゴリ:30代以上
- 2013/03/19 02:46:22
ここの処 営業の後輩から質問を受ける機会が増えております
(長老が一人引退したものですから当然と言えば当然ですが)
ひと口に質問と言っても けっこう高度な商品知識を要するモノから
”そんなことも知らんの??”と言うようなモノまで 実にさまざまです
後輩からの質問に答えながら心の片隅で
”考えたみたらこいつらとはふた周り近くも歳が違うんだよなぁ
ほぼ【親子】ってことかぁ” などと考えてしまうんです^^
ちっとも自慢になりませんが ジオは特別親切な性質に生まれつい
ているわけではありません(むしろ冷たいヤツと言われております)
それでも擦り寄って来てくれる ”親子ほども歳の離れた後輩”に
モノを訊ねられれば 相応に面倒を見てやるくらいの分別は持って
おります(ほんとに的確な返答ができているかどうか?は定かでは
ありませんがww)
そんな状況の下 後輩にアドバイスをしながら想っているのが
”こちらからはゆっくりと話しなさい 相手の話は最後までじっくり
聞きなさい”と言う【子育ての極意】みたいな言葉なんです
子育て本なんかにはよくありがちな言葉ではありますが これは
何も子育てに関わることばかりでもないようで コミュニケーション
理論の中で ”ペーシング”(相手のペースに合わせることが大事)
と言う考え方の基本なのだそうですね☆
”モノを教える側が早口ではどんなに良い内容でも伝わらない”
”相手が【ほんとに知りたいこと】は相手の言葉の最後にようやく出
てくることが多いから 相手の言葉を途中で遮ってはいけない”
とまあ ジオは ”ペーシング”と言うものをこんな風に考えています
(もちろん ”こうありたい”と言うジオの独りよがりな願望に過ぎませ
んので 実際にはまだまだこれからの課題ではございます)
少なくとも相手が後輩の場合 ”早飲み込み”やら ”考え方の押し
付け”やらは 禁物と言うことなのでしょうね^^
すみません ついつい説教モードに入ってしまうジオです(笑)
だいたいにおいて男子と言うヤツは 相手が「はいはい」と聞いてくれると
”ますます図に乗る”生き物ですからねぇw
ジオも意識して そうならないように注意はしているつもりなんですが・・・
”サラリーマンの給料の半分は我慢の報酬である”と言う言葉があるそうですが
その我慢を強いる側になってはいけませんよね(笑)
私はジオさんとは逆に ジオさんぐらいの年代の方や それ以上の方、
職場関係は 大体年上の方と接することが多いのですが
私のが場合 基本自分が聞き手側になることが多いです。
一つの質問に十で答え返してくれる方々に恵まれてて。
説教モードに入られると耐え忍ぶ、忍耐力をつけてくれてるんだとポジティブに拝聴してますが
明らかに あ、上司が読む後輩との会話マニュアル本のまんま みたいなだなって
気づいちゃうと なんかいやはや・・。
仕事のアドバイスは素直に耳を傾けますが なるべく愚痴や弱音なんかの感情論は
上司には言わないようにしています。
世代間差別は私もイヤなんでそういう偏見はもちたくないんですが
やっぱり 多少なり世代別常識の温度差はあって・・。
先輩から自分世代の常識をありえないと引かれるのは やっぱりこっちも傷つく事もあって。
先輩相手の場合は聞き手に徹するのが無難に思いながら仕事してます~
先輩の話の途中で割って話すなんて出来ない・・・。
確かにこちらにすれば ”ついこの間のこと”に想えることでも
”は!? そんなこと聞いたこともありません”てなことは往々にしてありますよね
「時の流れは残酷だなぁ」と想う瞬間です(←かなり大げさですがww)
”ここを片付けておいてくれ”と部下に指示を出したら
”今のままで充分片付いていると想いますけど?”と言い返された人がいるそうな
”もはや世代がどうとかのレベルではなく コミュニケーション能力の問題だ”
と言う話のようですよね(苦笑)
時々無意識に、一般常識的なことは相手も知ってるだろうという思い込みで話をしてしまい、
その結果、ビックリするほど相手に話が通じていなかった、という失敗は結構あります。
相手の話を最後まで聞くことはもちろん、
相手の知識のベースにあわせて話すっていうのも大事かな、といつも思います。