貢献度ランキング(週)/ドラマ【ビブリア古書堂】
- カテゴリ:ニコッと農園
- 2013/03/26 15:45:58
ニコッと農園のランキングで入賞しました。
順位 | 種類 | 貢献度 |
---|---|---|
17位 | 貢献度ランキング (週) |
163,053pt |
やっぱり2桁にまで落ちてしまいました。
後からスイカを追加で出荷したりしたのですがね。
スイカの売値が低迷して、あまり高くならなかったのが痛かったです。
私より上位の人はきっと、貢献度2倍ボーナスがうまく発動したんでしょうなぁ。
もうそろそろスイカも作り飽きてきたので、はよカフェ導入してもらいたいものですw
【感想】お話としてはなかなか面白かったですが、最終回らしくない最終回でしたね。視聴率的に続編があるとはとても思えませんが、いつでも続けられるような終わり方でした。栞子は相変わらずだし、母親はまた旅立ってしまったし、大輔は本を読めないまま。何も変わってないですね。ま、正直連ドラをずっと「古書」というネタで引っ張るのは無理があったように思います。深夜ドラマならともかく、一応月9なんですし。特に本が好きでない人は、途中からもう同じような展開に飽きてしまったんじゃないかと思います。私もちょっとダレ気味でしたが、ラストの江戸川乱歩はわりと好きでした。なんといっても日本の探偵小説の草分けですからね。ただ若い頃に読んだので、あのエログロなところは多少閉口しましたし、当時の文化や習慣にわからづらいところもあり、まるで外国文学を読んでいるような心持ちになったことを覚えています。やっぱりせいぜい自分+10歳くらいの日本の作家が書いた小説が読みやすいですわ。「押し絵と旅する男」も読んだ記憶がありますが、残念ながら朧気にしか内容を覚えていません。さてストーリーの方ですが、さすが、今回は智恵子に軍配が上がったようです。栞子もがんばったんですが、海千山千の母親にはかないませんでしたねぇ。智恵子は、妹と入れ替わっていた本当の慶子が原稿を持って逃げるであろうと、読んでいたんですね。鹿山が乱歩の捨てた原稿の一部に自筆の原稿を足して、自分の小説にしてしまったことまでは推理してなかったかもしれませんが、志田から事情を聞いた時すべて察知したんでしょう。栞子以上に頭のいい女です。私も実は、何故愛人1人出せばいいところを、妹が乗り込んできているんだろうと、そういうメタ的な理由で妹の存在に疑問を持っていましたが…。そうきたかーという感じです。智恵子も、慶子に小説を読むだけの時間を与えるなど、結構気が利いているではありませんか。ひょっとして、栞子が思っているより悪い人間ではないのかもしれません。誤解を受けやすいタイプの人っていますからね。以前のUTOPIA盗難事件だって、元はといえば、盗んでしまったファンの方に非があるわけですから…。もちろん善人だとも思いません。自分の好きなことのためなら、それこそ子供だって捨てるタイプですね。栞子が最後に、母についていかなかったのは、結局栞子は母親とは違って、本は好きだけど大切な人はもっと大切にする、そういう人間だったということなのでしょう。しかし、智恵子が探している本はどんな本なのか、とても気になりますねw 作者がトイレに破り捨てたと公言したような原稿すら見つける女ですから、彼女が探し回っている幻の本とは一体…。しかしそれはもう、明らかになることはないでしょうね。