顔合わせ
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/03/29 04:46:09
長い髪を一つにまとめ
スルリト長襦袢を着る
結び熨斗の文様の
お気に入りの着物に
着替えていく
今日は彼の
家に呼ばれている
紹介するよって言われて
ちょっとおしゃれをした
白い足袋が
汚れてないかしら
なれない草履を
運ばせながら
待ち合わせの場所の
駐車場に行く
彼も目を丸くする
初めてのkもの姿だもの
ほんのりとほほを赤らめ
お化粧が濃くないかしら
髪は乱れてないかしら
一つ一つ彼に聞く
大丈夫だよ
ちゃんとしてるよ
とってもきれいだもの
乗りにくい車に乗って
彼の家まで走る
とうとう会えることになる
彼のご両親
私なんかでいいかしら
嫌われたりしないかしら
緊張してるよ
肩の力を抜いて
いつもどおりにしてればいいよ
だってせっかく呼んだんだもの
きれいになってかわいいよ
初めての着物姿
また惚れ直しちゃった
そうですよね~。
何か、会話が見つからなくて、困っちゃいますよね。
私もド緊張しました。
その後も何回か行ったんですが、ちょっと顔を見せただけ。
何だか、他人行儀になってしまいますよね~。
自分のことをどう思われてるかドキドキです。
トニーはバツイチですが以前結婚した嫁の実家に初めて挨拶に行く当日、先方の家に行った時のこと。
家に入ると出迎えるはずの嫁はおらず・・
お父さんが出てきて娘は今鍋を買いに行って不在とのこと。
お父さんとお母さんと3人でめちゃめちゃ緊張しました。
あとで聞いたのですがわざと嫁を家から出してトニーと向こうの両親と3人で話すようにお父さんが仕向けたらしいです。
めっちゃ緊張してしんどかったです (゜ー゜;Aアセアセ