Nicotto Town


nekoyama の つれづれ日記♪


書庫たん


ええっと、(汗)

現在は、次の派遣先が決まって、
準備が整うまでの長いお休み期間中です。
有給消化期間?

実家の部屋は、父母+わんこで手一杯なので、
友人宅の書庫に住まわせてもらって、次の仕事の前準備とか、
家事手伝いとか、書庫内の本を物色して読み耽ったり…

市役所へ出向いて書類提出…今日何日でしたっけ?
4月3日でした、あぁ、そうか、まだ3日しか経ってナイ、
いや、知らずに3日も経ってた?…休みボケが進行中らしい、



思い出した様に、むかーしの漫画を読んでみたり。
中公愛蔵版…愛蔵版と言っても、紙質が悪すぎて、
そのうち読めなくなりそうな、
ミラージュ 竹宮恵子SF短編集

なかでも、
遙かなり夢のかなた
と、本の表題になってる
MIRAGE
が、わたしの好きな物語です。


どちらも、もっと古い本で読んだ記憶があって、
(たぶん、古本屋さんで立ち読み…かな?)
この本で、ひとつにまとまって読めたのが
すっごく嬉しかった記憶があります。

短編と言っても、遙かなり…は、
オルフェ(終笛)が主人公の連作の最終話、
でも、内容は続きそうな終わり方で、
もっと続きを~と、思ってた話です。
このまんまじゃ救いがナイ…


MIRAGEは、
西暦3605年のお話、少子化がすごく進んでて、
人々は無気力、無関心?

初出1984年のお話だけれど、現在に通じるものがあって、
少し背筋がぞぞぞ…っと、させられるよーな描写もあったりして、

でも、たぶん、
何にも無しのところからお話を作っているのじゃなくって、
現代に通じる、何か片鱗みたいなものが、1984年当時にもあって、
それを敏感に感じ取って、こーゆーカタチになったんじゃないかな…


いじめとか自殺とか、みんな思い出した様に取り上げるけれど、
それは、今このときだけの問題じゃなくって、遙か過去から、
たぶん、連綿と続いている現実の一部分、

今の自分しか知らない、周りや歴史を充分知らない
子供達にとっては、とても耐え難いことなのかも知れないけれど、
多くの人を知り、過去の人々の営為を学んでいけば、あるいは、
過去に書き記された言葉のひとつに、こころ支えられて、
生きることを選んで行くのかも知れません。


読む度に、何かむずむずしたものを、心の中に、
何かの種みたいなものを残して行く、


…わたしの仕事じゃ、
こーゆー気持ちを起こさせるよーなモノは
つくれないんだよねー

ちょっと、うらやましい、うらめしぃ、(笑)


興味のあるヒトは、図書館へ…行っても無いか、
国会図書館へ出向けばあるいは見られるかな-?

竹宮恵子先生の全集みたいなのはまーだー?

アバター
2013/04/07 22:08
↓ねこやん、知らないみたいね・・・
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2013/04/06 21:47
24年組って今となっては通じないのかしら・・・
アバター
2013/04/06 17:34
24年組は24年前後の生まれなんだよ。
アバター
2013/04/06 11:06
書庫にあった、2006年4月発行の、
時を往く馬 (FLOWER COMICS SPECIAL)の後半に、
教授生活についての漫画が収録されています。

生徒の就職活動とゆーか、
お仕事のコーディネーターみたいな役割までやって、
本業の漫画家の時間は段々と減っていっている感じ…

歳取って来たら、描く時間…創作活動の時間は、むしろ、
自分のために取って置いて、
後進育成とか、後進の為に、新たな分野を拓く手助けが
お仕事になって行くんでしょう。


遠くに住んでる母方の叔母とイメージがだぶってて、
親近感があるから、身内みたいな気がして…
いつまでも元気でいて欲しいと思ってしまいます。
今年何歳なんでしょうね~
(訊かないし、訊けないけれど、笑)
アバター
2013/04/05 12:47
萩尾望都はいまだに「萩尾望都じゃないと描けない」ものを描いているけど、
竹宮恵子は、このひとじゃないと描けない・ってものじゃない、かもしれないなあ。
時代物を描いていたとこまでは知っているけど、
いまなにを描いているのか、そんな情報すら入ってこないもの、日常で。

竹宮恵子のマンガって、みんな「少年が駆けて行く」のね。
「地球へ・・・」のラストのように。
その「少年」が描けなくなったら、
竹宮恵子はもう、竹宮惠子でないような気がします。


そう考えると、木原敏江と名香智子はすごいなあ。
女性誌に移ってもなお、少女誌の頃とまったく変わらないもんなあ。



そーいえば「風と木の詩」
子供の頃(私はリアルタイム世代)読んだ時には、
オーギュストが全くの理解不能だったんだけど、
今、オーギュの視点からあの話を読んでみたらどうなるのかなあ。

風木は痛すぎて、持ってないんだよ。
アバター
2013/04/04 22:38
初・竹宮恵子は姉が買ってた少女コミック連載の「風と樹の唄」・・・・

自分で買い始めたのは「地球へ」

一番好きなのは「私を月に連れて行って」

「私を・・」は結構ギリギリなネタも扱いながらホームドラマでコメディでSF
エンターテイメント満載で男女問わず楽しめるんじゃないかなー

↓で、最近の竹宮恵子作品は読んで無いんですけど・・つまらないの?↓
少年向け作家さんは青年誌にシフトしてるので結構読めるんですけど
少女向け作家さんは縁遠くなっちゃってるから・・
アバター
2013/04/04 14:31
MIRAGEの頃が、
竹宮恵子の絵が一番上手かった時代かもなあ。
「美しい」のは、オルフェの初期とか、風木の時代ね。
「遥かなり夢のかなた」のイメージの元になっている
ヴィクトリア時代のフェアリー画集というか本は、
原書の復刻版を持っています。
・・・これが欲しくて、30万の復刻シリーズを買ったようなものだ・えっへん!

竹宮恵子の感性って、
「地球へ・・・」のミューとか、ジルベールとか、
オルフェだったら結惟とか、
神経を直に掴まれるような過敏さで、
十代の頃は痛すぎて読めない部分があったんだけど、
20代後半くらいから懐かしさを感じるようになって、
初期の全集は集めて読んだなあ。
大島弓子は今でも読めないけどね。
あれは感性が違いすぎるからだろうけど。

SFは基本、未来を想定したところから発想するので、
「少子化」というのは、SFの一ジャンルというか、
未来ともなれば「当然そうなるであろう」という、
「当然の前提」として描かれていましたね。

うーむ。
竹宮恵子の絵が変化したのって、
もしかしたら、時代にそっていったためではなく、
彼女自身の内面が変化したためかな・と、
オルフェシリーズを通し読みして思ったよ。
本人のピーターパンシンドロームが脱けたために、
絵自体も大人になっちゃったんだね、きっと。
今のマンガは本当につまらないです、この方。
表現力はあるんだけど、天性の個性がもう生かされないんだよなあ。
(それについては、萩尾望都も同じなのかもしれないけど)

「面白いマンガ」は今でもいろいろ出て来るけど、
感性に訴える・っていうのは、今あるのかなあ、どーなのかなあ。
ランドリオールもすっごく楽しいけど、
あれも「感性派」ではないもんね。


このネタ、ワタシがのってくると思ったでしょー!!
その書庫に竹宮はまだあるの?
ワタシのお薦めは「ウェディング・ライセンス」だよ。
萩尾望都の「ケーキ・ケーキ・ケーキ」とか「この娘あげます!」とか、
ドタバタしたミュージカル調が私は大好きです。


そーいえば・・・
私の昔の部屋も、6畳に天井まで四面本棚で、
殆ど書庫・という有様だったなあ。
その部屋の天井裏、モロ三角形の部分で寝起きしてたのだよ。
熱かったなあ・・・トタン天井だったし・・・。
アバター
2013/04/04 11:17
おぉぉ~、竹宮恵子様~(^^
姉の影響で少しだけ知っている作品があったりしますが・・・
その年代の作品は竹宮恵子先生に限らず懐かしいですね♪

私が先生の作品で持っているのは『変奏曲』だけかも(^^;
全集出れば私も読んでみたいです♪



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