聖地巡礼してきました
- カテゴリ:日記
- 2013/04/11 20:42:57
地元なんで、行こうと思えば今までだっていつでもいけたわけですけれども、ずっと行ったこと無かった黒谷金戒光明寺に本日参詣してまいりました。
「京都守護職本陣」の看板は、もしかして今年になってから掛けましたね?(板も墨跡もまだ新しい)
大河が、殊に京都守護職パートが良い感じに盛り上がってるのに、黒谷はそんなにお客さんいらっしゃいませんでした。まあ、ガヤガヤ賑わってもどうかと思いますけど、ほぼ墓地なお寺さんですし。
山門が改修中でちと残念な状態でしたが、終わりかけの桜が、すんごい散っていて、風の強い日でしたので、いつまでも宙を舞っているんですよね。綺麗でした。
会津藩墓所まで参ってきました。
忘れてたんですけれども、会津では戒名じゃなくて神名を贈られるんでした。墓石に「◯◯神霊」って刻まれてるのを見て「おおお!!」って、なんだかフィクションが現実になったような、いや、元から現実なんだけど、浄土宗のお寺の敷地の中で、あの一画だけ神様がひしめいていて何ともいえない特別感をかもしてましたね。
会津藩墓所には記念カキコノートがありまして、開いてみたら会津からいらした方の書き込みがぎっしりで、やっぱご先祖様とか縁戚のどなたかが幕末にここにいらして……とかあるのかな、なんて感慨深かったです。
聖地……ここは文字通り「聖地」なんだなぁ、と、ちょっとばかり厳粛な気分で、石碑(多分、殉難者の名前が刻まれてる、殆ど判読できない)に頭を下げてきました。
帰りに、お寺のご近所にステキな町家カフェ発見。
また行きたいな。
雰囲気のいい所でしたねー。
しかし、確かにあそこが観光地として賑わったら何か違うような気も?
お賽銭あげるところも無く、人が沢山行ってもお寺的には旨みは無いかも。
あ、墓地はですね、非常に広くて、墓地の中で方角が分からなくなってちょっと迷っちゃったんですけれども、迷った先に「従三位なんちゃら」とか刻まれた墓碑があったりなんかして、「うわっ、すごいなココ」って思いました。格式高いお寺さんなんですね。
会津藩墓所は端っこの方にありました。
由来を刻んだ碑に、ちょうど散ったばかりの桜の花びらがくっついてて「なんだかドラマチックだなぁ」なんて思っちゃいました。
お墓なのに怖い感じは無かったですね。
町家カフェはめっけものでした^^
数年前に行った時の閑散っぷりは勿体ないくらいでしたけど、
にぎわっちゃってたらちょっといろいろ複雑な感じもするのでまぁいいか‥‥
せっかく看板作ったらならお寺としてはもうちょっと賑わって欲しかったかもですね。
お墓は行けなかったので、またいつかふらりと訪ねたいです。
守護職のアレについては、司馬先生の妄想は置いておくとしても、
孝明天皇に絶大な信頼を受けていたのは事実だと思うので‥‥
幕末の京都の政情は本当に複雑だなぁと感慨深いです。
町屋カフェいいですね!京都は素敵な喫茶店が沢山あって羨ましいです。