日記帳
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/04/18 15:48:02
いつだったろうか
日記をつけなくなったのは
もう随分前のことのように思えても
つい先のことに陽にも思える
楽しかったあの頃は
日記も重かった
楽しいことが一杯で
はちきれそうだった
春に出会い
夏が来て
秋が来て
冬が来て
あなたと共に四季を味わい
静かに過ごした日々も
騒ぎ通した日々も
愛し合った日々も
全部がつもった日記
冬を過ごして
春が来て
桜の頃に
止まった時間
ずっしりした日記も
涙の日々
も綴るまい
こんな気持ちを引きずってはいられない
そんなことがあった
日記はどこに行ったか知らないけれど
私の足跡の重さを
預かったままのあの姿
間もなく嫁ぐ日に
ふと思い出すあの日々
若かった二人
それだけに燃えた二人
振り返るまい
前には一筋の道
あの人と歩いて行く
新しい道があるのだから
ありがとうございます
あはあは、私の家計簿見たいw
ありがとうございます
日記帳はそっと置いて、間を向いてあついて行くべきですね。
さよならの後は幸せが…。
最初だけであとは真っ白です
あはは