花びらのいかだ
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/04/22 01:39:13
桜の木が恋をしました
ある街の海の見える高台にある若い桜です
名前は桜夫
恋をされたのはすぐ隣の小さな桜子
彼には思いを伝えるすべがありません
そうだ
彼は思いを花びらに託して伝えます
散っていく花びらはいかだとなって清流を流れていきます
花いかだはそのまま海へと流れていきました
海はにこやかにほほ笑みました
次の日水平線に文字が現れました
それは植物にしか見えない文字です
その時街の人々は
海の彼方に蜃気楼を見ていました
はるか彼方の海に揺れ霞む小さな街を
珍しい出来事として見ていました
その中に桜子は愛のメッセージを
見つけました
思いは伝わりました
桜子は同じように花びらを散らしました
流れてきた淡いピンクの花いかだを
海は前よりにこやかな顔をして波に隠しました
次の日も海の彼方に蜃気楼が現れました
見た街の人々はなぜか明るく楽しい気分になりました
なんて今日は気持ちが良い日なんだろう
心地よく春の風が吹いています
その風の中
桜の枝と枝がそっと触れあいました
その瞬間たくさんの幸せの花びらが風に舞い
街へ海へと飛んでいきました
桜前線は今どの辺なんでしょうか
季節はずれの雪に花びらが凍えていますね
TVニュースを見ていたら浮かびました
桜だって恋をすれば
ハートが温かくなるぞって
さくらの花びら
無駄には散っていないのかもしれませんね?
植物もきっと恋をしている
そんな気がしました
春になると
森や林がザワザワとしてくる
本当は風による
ささやきだけではないような気もします
地表では散り行く花弁はピンクの絨毯に・・
川面に流れ散るピンクの花弁は 互いに身を寄せあい花いかだになる
花いかだ・・・なんて素敵な表現でしょう
そして蜃気楼になるんですね その中に愛のメッセージ^^
いいな いいな 想いが届いてよかったね
両思いになれてよかったね
人々が幸せな気持ちになるとき
自然の中で ふと感じる 優しい気持ち
そういう時は 植物達もきっと素敵な恋をしているのでしょうね
絵本の 題名は ”花いかだ” でどうかなぁ~
幸せの花びら・・・私たちはきっと自然から沢山の花びらをもらいながら
生きているのかもしれませんね そんな幸せをもっと感じられる自分になるよ^^
セカンドさんワールドありがとう~いつも優しい気持を頂いて おやすみぃ~が言えることに感謝です
あ・・いつもの笑顔一杯置いていきますね^^v
自然の作ったハート
見たいです~
「仄かに」って恋にぴったりの言葉ですね
でもちょっと最近寒いです
花もカゼをひいてしまうのではと心配です
仄かに染まるさくら色‥
ルピシアのSakura teaを頂きながら。。(。◡‿◡。)
先日、立ち並ぶ桜の枝が折り重なって、
空色のハートを模った写真を見つけました。
とても綺麗で素敵な、幸せを感じるものでしたよ。
ニコでUPできないので、お見せできないのが残念なのですが‥。
白に凍えるピンク色
白の中のピンクなのか
ピンクの中の白なのか
きれいな雪景色ですね
寒そうですけど
4月◯日
今年も思いもよらぬ白い雪が舞う
隣りでピンク色
心も頬も染上げ私も舞う
ーーーーーーーーーー
幻想の世界ですね^^
白い粉と♡型のピンクが混じあう
見たくても なかなか見れない景色ですね!
きっと恋をしていると思います
森の中の木々のザワザワ?がきっとそうなのかも
想像すると素敵ですね♡
優しい気持ちになれました(#^.^#)
お元気ですか
あまり無理はしない様に・・・
東北の方は雪が降ったみたいですね
桜さんもちょっと足踏み
一挙に咲いて
恋をしましょう
桜たちの純粋な恋を大らかに包み込む
海さんの気持ちがとっても素敵です^^
読み進むうちにわたしの心も温かくなりました^^
4月ももうすぐ末・・・なのに
わたしのトコでは昨日、一昨日、その前と
三日間も雪がチラつきました;;
(しかも一昨日は午前中うっすら積もってたw)
桜の花も寒すぎてまだつぼみのままです^^;
桜たちも早く咲かないと恋もできませんよね~><
コタツが暖かかったからでしょうか?
4月にしては寒すぎ
北国の桜がカゼをひかないように!
makoさんもね!
おとぎ話の中に入ってしまったような錯覚も感じました
小さくなった不思議の国のアリスが
桜の花びらを海に流し
オーロラの中に文字を映し出して
桜夫さんと、桜子さんの仲をとりもちました
なんて
ふぁ~アリスも眠くなったから
桜の花びらのお布団で
寝ますね。。。
お や す み な さ い