ドラマ【ガリレオ】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/04/23 10:14:25
【感想】今回は簡単な話でした。最初からメトロノームの実験で、振動が共鳴するというヒントが出ていたし、一見ストーリーに関係なさそうなあのパン屋も怪しかったですしね。加奈子が友人にパン屋へ行こうと誘われた時、一瞬嫌そうな顔をしましたよね。あれでおかしいなと思ったんですよ。中学の頃から行きつけているパン屋に放課後友達と一緒に行くのを嫌がるということは、何か理由がありそうだと。その後、パン屋に話しかけられたのに、無視して歩いてったシーンがあったじゃないですか。あれで、ああ、あのパン屋自身を避けてるんだなと。ただ「カドパン」という愛称をすっかり忘れていたため、湯川の実験の際、犯人の名前の最初の文字が「か」だとわかっても、あまりピンと来なかったんですよねw でもよく考えたら、「か」は加奈子の「か」でもあるので、あれは引っ掛けだったんでしょうね。何故彼女がパン屋が犯人であることを知っていたのかがわからなかったのですが、それはまぁ完全な後出しジャンケンだったので仕方ないですね。加奈子は殺された老女も犯人のパン屋も、おなじみのご近所さんだったので、心に蟠りを抱えながらも、警察に見たことを言えなかったんでしょう。ひょっとしたら、犬の死体を捨てただけで、老女殺しの犯人とは言えないと考えていたのかもしれません。今回は、あっと驚くような科学トリックではなかったので、ちょっと物足りなかったですが、犬の名前がクリちゃんだと知った栗林が、完全に犬と同調してたりとか、じんましんが出ないから加奈子は子供ではないと言い切った湯川とか、面白いシーンもありました。あと、今期から柴咲に代わってヒロインとなった吉高ですが、柴咲の方がよかったという声も結構聞きますが、どちらがいいとかはともかく、吉高って演技上手ですよね? 私はあまり素の吉高を見たことはないのですが、ドラマではよく、自己中だったり甘えん坊だったり、気だるい感じだったりと、どちらかというと好き嫌いの分かれるタイプを演じることが多いですよね。あまり、元気溌剌とした爽やかなヒロインを演じているのは見たことがない。なので恐らく当人もそんな感じなんだろうと思ってしまっている人が多いんじゃないでしょうかね。でもそれはあくまでドラマ上のキャラ設定であり、彼女自身の性格ではないはず。しかし、そう思わせる力があるということは、彼女はキャラクターになりきっているということなんですよ。アクが強い役がよく来るってことは、それだけの実力があるということなんじゃないかなと思いますね。
それが実証されていないだけで。
最初太田川が声に出さずにオカルトちゃんって言っているところで、
何言ってるんだろうと読み取れませんでしたw
私は、吉高が「オカルトちゃん」と呼ばれているところがおもしろかったですね^^