思い出の箱
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/04/27 08:59:33
あなたの為に編んだマフラーも
二人の為に買った揃いのカップも
飾りつけた思い出の写真も
箱の中に詰めて
捨ててしまえばいい。
新しい道への懸け橋として
捨ててしまえばいい
前に進むためのステップとして
でも捨てられない
捨ててしまったら
あなたそのものがなくなる
心の中が空洞になる気がして
ほんとはそれでいい
新し道は白い方がいい
過去の思い出を脱ぎ去って
新しい色を求めるがいい
でも今だけは思わせて
愛していた彼の事
何時かそれがかすかな思い出になる日まで
何時かそれが永遠の彼方に行くまで
涙と共に
箱を閉めよう
絶対に開けないと決めた
パンドラの箱のように
ありがとうございます。
そうですね。自分の心の成長の証として、残しておいてもいいかもしれませんね。
思い出はいつまでも残るのもです。
ありがとうございます。
何時かその箱を開けて、中身を感慨深く捨ててしまう日が来るかもしれません。
その日まで、心残りの品は\\箱の中に眠らせていたいたいものです。
何時かいい思い出になって思い返すのもいいものです。
それでいいの?