季節
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/05/06 08:05:34
あの人にさよならを言われた夜
泣いた 泣いた 泣いた
翌日眼を赤くして学校へ行った
出合わせた彼が聞いた
「一体どうしたの?」
何も話せなかった
彼はわけがわからなかった
赤い目の理由さえも
わからなかった
あの人と私もことなども
そのうち彼も知って
彼は優しかった
想いは知っていた
でも飛び込むことなどできない
あの人を失ったばかりで
彼は一歩ずつ見守ってくれた
歩み寄ることさえなく
自然に時が過ぎるのを待ってくれた
その思いは強くても
じっと時が来るのを待ってくれた
あぁ 別れたばかりの私に
何ができよう
歩みは平常に戻っても
あの人の感触は忘れない
思い出が強すぎる
それでも彼は待っていた
何時か私が振り向くまで
どんなに時が過ぎようとも
春が過ぎて夏が来ようとも
秋が来て枯葉が散ろうとも
いつしか心は
彼の方を向いていた
長かった時
暖かかった彼のまなざし
私は振り向いた
前に進めるように
サークルたくさんつくってるんですね。
すごいな~。
新しく「レッツ!ファッションショ~」というサークルを作ったので、よかったら入ってください
ありがとうございます。
そうかな?そんなつもりはなかったけど…。
ハッピーエンドがいいのね。
また書いてみますね。
ありがとうございます。
心の移ろいって、なかなか実感としてわかりにくいですよね。
それに気づくまで、じっと待っててくれる人。
優しい彼…、今度こそ成就する愛になるといいですね。
さよならのときって多くを語らないですよね(。-`ω-)ンー
素敵な作品です。