始まり
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/05/07 10:56:07
今日はあなたの命日
家族の方を避けて
夕方にお参りする
後二日すれはお正月だったのに
待たずに逝ってしまった
せっかちなんだから
暫くは泣きどおしだったわ
でも新しい彼ができたの
時々ふくれるけど
とても優しい人よ
あなたみたいに
ごめんなさいね でも
私は生きていかなくちゃ
何時までも泣いていたら
あなたが心配するものね
彼との巡り会いもあなたの配慮かも
生きていくわ これからも
命日には来るわ これからも
今度は彼と一緒に来るわ
だから見守っていてね
この空の下で
きれいな花が供わっているわ
そのわきにあなたの好きだった
スイートピーを飾るわ
黄色い花がかすかにゆれる
そんな花が好きだったわね
生きていくわ これからも
あなたの分まで これからも
二つの命を抱えているの
輝く夜空の下でも
眩しい太陽の下にいても
ありがとうございます。
しんみりとした詩ですが、心が明るいものに包まれたようです。
愛が続くこと…、こんな風なのですね。
ありがとうございます。
前向きじゃないと生きていけませんね。
彼が見守っていますから。
空の下でしっかり歩かなきゃ…ですね。