Nicotto Town


ヤツフサの妄想


小学生の感想文「ごんぎつね」で議論勃発


たぬきの様な顔をしているのに、お稲荷さんとかキツネうどんが好きな

ヤツフサです (´ω`)

ヤツフサの住んでいる愛知県には、半田市と言う 童話『ごんぎつね』の

ふるさとがあり、そんな事もあって新美南吉の生家にブログネタにするため

行ったこともある思い出深い物語なのですが、小学生が書いた

ごんぎつねの
感想文がニュースになっていたので日記に書いておこうと

思いました。

http://news.livedoor.com/article/detail/7661035/


ニュースの中で投稿者の姪 「やったことの報いは必ず受けるもの」
「こそこそした罪滅ぼしは身勝手で自己満足でしかない、(兵十はごんの
反省を知らないのだから)撃たれて当たり前 」

と書いていて、それに対する回答が・・・

・「小学生でそこまで考えられるのは凄い」

・「撃たれて当たり前って言うと物騒な子だと受け取るかも知れんが、
 これはこれで筋が通ってる」

・「ごんぎつねが悪いとしてもごんぎつねだって可哀想だろ」

・「ごんの気持ちも考えるように指導するのが大人」

とあるのですが・・・


ずーっと昔、ヤツフサがごんぎつねを習った頃より少し前お父さん

が入院して、お母さんが付き添いをしていて、ヤツフサと弟が親戚の

家に預けられていた頃、母方のおじいさんは毎日写経をしていて、

ヤツフサはそれをボーっと眺めているのが好きでしたが、やっぱ

邪魔だった見たいで、本屋さんに連れて行ってもらって 「きつねの裁判」

と言うグリム童話を買ってもらって、お爺の隣で読んでた記憶があり

ます。 その「きつねの裁判」と言う話は、悪い事をしたきつねが王様

に取り入って無罪になるだけでなく、被害者である他の森の動物の

方が悪いとされて殺されてしまうと言う話で、物語の最後は 本当に

これでよかったの? で終わります。 そして後書きに 『保護者の

みなさまへ』 として、童話自体が世の中のどうにもならない理不尽な

矛盾の話しをしており、それに対して子供たちが 世の中には努力では

どうにもならない矛盾があると言う事を童話を通じて学んで行くように

話してくださいとかかれていたような気がします。

そんなものを先に読んでから学校で習ったごんぎつねですから、

結論ありきの物語ではないという記憶が強いです。


そんな体験のあるヤツフサから見るとこの姪っ子さんの様に、

ごんぎつねが死んで当たり前と考えるのは、便所で飯食ってそのまま

う〇こすれば動かなくていいから合理的と言うのと同じ強引さを感じて

しまいます。

でもヤツフサは昔とーちやんに、便所で飯食ったら動かなくていいから

合理的かもしれないけど、やり方が汚いからやるな! と教えられて

育ちました。

ごんぎつね自体はかわいそうな話ですが、かわいそうなのを学べと言う

物でもなく、悪い奴をやっつけるのは正義だ! と教えている訳でも

無いと思います。 世の中かには悲しかったり嫌なことだったりがあり、

それに対してあーでも無いこうでもないと言うのも大切かもしれないけど

どうにもならないこともあり、どうするべきか考え続け、答えが出なくても

伝えるべきことがあるよと例えば東日本大震災の様に誰かが悪いと

言うのではなく、津波に絶えられなかったのは堤防作った人が悪いとかでなく

まず津波が来るかもしれないから高いところに逃げなさいと言う事を

伝えるのと同じに、ごんのしたことを通じて、いたずらしたりしないことや

与助がいきなりごんを殺したみたいに、思慮を欠いた行動をして後悔

しないようにはて欲しいと言う気持ちを感じて欲しいですね。

雨や風が吹いて嫌な気分になっても、空に向かって唾を吐いて馬鹿に

しようとしたところで、唾は自分の顔に落ちてくるんですと教えられない

大人が増えたと言う事なのでしょうか?


http://www2.saga-ed.jp/edq12801/hiranoHP/hirano-el/gongitune.html


 

アバター
2013/05/13 00:27
>夢芽様
まさにその通りだと思います (´ω`)

ただ、現代の子供は 独りぼっちで生きてきたごんぎつねの
気持ちを理解すると言うのは難しいかも知れません。

一人っ子なら多いでしょうが、両親が居ない、お爺さんお婆さん
等の身内も居ないと言う辛い環境を想像するのは、今の
漫画やアニメには無いメチャクチャ不幸な身の上話なので、
子供のうちから共感するのは難しいようにも思います。 (´ω`)
アバター
2013/05/13 00:21
>桃色珊瑚様
珊瑚さんレベル高いっすね! Σ(・ω・ノ)ノ

ごんぎつねの話し合いはその後どうなったのでしょう?
また仲良くなって一緒に遊んでいたらいいなぁと思いました。 (´ω`)

作者も意図を伝えるのはなかなか難しいかも知れないですが、
やはり読み解いて伝えて欲しいですね。
アバター
2013/05/13 00:10
>けめこ様
ヤツフサの父は結構変な本をいっぱい読んでたので、
その影響かもしれないですね (´ω`)

釣りとガーデニングと日曜大工の好きなお父さんでした。
でも途中で飽きて投げ出すこともちょくちよくありましたw
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
アバター
2013/05/12 15:30
世の中の不条理や矛盾は、横並びの教育では、教えられないものです。
「生きる力」って、そういう不条理や矛盾の中でも、生き抜く力なのだと思います。

大人の解釈や理論が、あっちこっちに揺れ動くことで、弊害を蒙るのは、非教育者ですね。
アバター
2013/05/12 11:37
子供が小学生の時 友達といさかいを起こし険悪なムードが続いてる時がありました。
その時にごん狐を読み聞かせ 二人でいろいろ話し合いましたねぇ。

小学生には物語の表面しかつかめないものです その裏に含められてる作者の意図を大人が示さないといけないんじゃないかな?と思います。

アバター
2013/05/11 23:29
とってもヤツフサさんのお父さんはいい言葉を残して下さったんですね♥
とても心を大事に育てて下さったので、ヤツフサさんのブログは何時も
心を打たれたり、共感できるところが多かったりするのだと思いました(。◠‿◠。✿)

世の中は理不尽なことが多いけれど、負けない強い心を育てなくては
いけませんね^^
今は心の弱い生きる力の弱い人が多すぎると思いますが
なぜでしょうね(@_@;)



カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.