黄ばんだ時計
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/05/20 04:07:59
ナアティークショップで買った
古い古い振り子時計
文字盤も黄ばんでしまったけれど
今でも時を刻んでいる
あなたはもとから
誰を愛していたの
花束を投げて誓いを立てた
あれはなんだったの
チクタクチクタク
時計が歌を歌う
悲しい歌 空しい歌
心に突き刺さって切ない
もう帰ってこない時
もう帰ってこないあなた
時計の針は前にしか進まない
後戻りはしない
白いドレス
何時しか黄ばんで
時の流れを示す
私を促すように
時計が進むように
一秒一秒を数えながら
歩いて行ける日が
いつかくるのだろうか・・・
ありがとうございます。
そうですね。切ないことは時と言う川に流して、自分は川に架かった橋を渡っていく…。
恋愛であれ何であれ、その繰り返しかもしれませんね。
人生という土地にはいくつもの川があり、渡っていきながら生きていくのかもしれませんね。
ありがとうございます。
時はめぐり、心は移ろって行く。
悲しかった元も忘却の彼方に。
そんな静けさがあったらいいですね。
何時の日かその時計の黄ばんだ文字盤を見た時にあんなことも有ったと思える時が来るはずです。
新しい恋の始まりが過去の人を思い出に変えるのかも知れませんね・・ (´・ω・‘)ノ
歩いて行ける日はきっとやってくると思いますよ。