虹色の手紙
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/05/21 10:32:03
配達された一通の手紙
ううん それは幻想
送られてきたメール
虹色の手紙だったらいいのに
そう思った
ポストにことり
手紙を落とす
そんな光景が
今ではメールになり
しみ出す感情が乾いて行く
虹色の便箋のうえで
あなたの文字が躍る
そんなことは1度もなくて
単調な活字の羅列
心が見えない
もしもメールの活字が
空中に飛び出して行ったら
あなたはくれるかしら
虹色の手紙
空にかかる虹を見ながら
したためる虹色の手紙
活字なんかじゃない
私の心の愛を
そしてあなたが開いた時
文字は目の中に入り込んでいくだろう
あふれだす虹色のしぶきが
あなたを濡らすことだろう
配達された虹色の手紙
そっと束にして
虹色のリボンで結び
そっと胸に抱く
大丈夫ですか?無理しないでくださいね。
ゆっくり休んで、またお会いしましょうね。
お大事にしてくださいね。ご心配申し上げます。
ありがとうございます。
メールの時代になったからこそ、手紙って味わい深いですね。
虹色の手紙…、心に光る文字…、そんな一つのことが心に残る時代になりましたね。
体がよくなり次第毎日ログイン致すつもりでござる。
それまでお許しくださいませ 失礼致す
とてもいい詩ですね(^O^)