どもども、お仕事も忙しくなって、めっきり、皆様のところにあいさつ回りにも行かなくなってる富士夫です。m(_ _"m)ペコリ

今日は、久々に除染のお話です。

この話には、放射能の一面しか見ていない、正確でないお話もあるので、話半分で聞いていてください。

除染、ものすごい勢いで、発注されています。

福島市内には、３０００人近い除染作業員が作業していると思われます。

お店などは、夜、閉店してから除染しています。

僕は福島駅の近くを担当していますが、思いのほか難航しています。

その理由のひとつに、土地の所有者、家の所有者（借地して家を建ててる）、実際に住んでる人（賃貸人）が複雑に絡み合い、除染を行うにも同意を得るのに長い時間がかかってしまうこと。

家屋が古く、地震もくらって、除染作業に耐えれない家が多いこと

中間保管施設が出来ていないので、除染したお家に、一時保管してもらうのがルールなんですが、敷地に埋設する場所も、地上保管するスペースも無い家が多い。

暗礁に乗り上げています。

市民も早く除染をして欲しい人、除染に反対する人、それぞれいます。

大きな土地の地主ですら、うちの庭に埋めてもらっては困るという人もいます。

二言目には、東京に汚染土を持って行けばいいという人も多くいます。

東京の人たちの電気を作ってた結果なんだからと。

言ってることはわからないでもないです。自分の家によそのゴミが落ちてきたら、文句を言うのと同じかなと。。。。

↓　ここからは、福島の人は読まないほうがいいかもしれません。

事実を書きます。

東北六魂祭という大きなお祭りが開かれるので、メイン会場の国道を除染しています。

本来なら、除染は、高いところから低いところに行うのがルールです。

今回は、お祭りの為、そのルールを無視して、除染をしています。

その結果、道路の粉塵が舞い上がり、すでに除染を終了した家屋に降り注いで、軒並み放射線量が上がりました。

毎日、テレビで言ってる放射線測定量は、放射線測定器を設置している場所が、ほとんどが、除染を終了した、公園や学校にあり、実際とは少し違うデータがテレビで流されています。

まぁ、放射線量的には、少し高いくらいで、人間には影響ないんで心配は要らないです。

ただ、この放射線、除染をしても、地震の前に戻ることは、不可能だと思います。

セシウムの半減期３０年。

あと、９０年かかるでしょう。

阿武隈川の底には、どの程度の放射線がこびりついた泥が堆積しているかわかりません。

それじゃ、福島近海で取れた魚は汚染されてるの？と思われるでしょうが、これは、あまりに視野が狭い疑問でしょう。

海には海流があります。黒潮に乗ってあっという間に汚染水が瀬戸内海に流れ着いてるかもしれません。鹿児島で取れた魚が放射能汚染されてるかもしれません。

放射能の付いた埃は、人の服にも、靴底にも付着しています。

もう、東北新幹線や飛行機に乗って、汚染した塵が、全国に堆積していても不思議ではありません。

みなさん、気がつきましたか、僕が言いたいこと。

もうねぇ、心配したりするのが無駄なんですよ。
自分の町の食べ物は汚染されてないなんて、福島から遠く離れた人が思っていることが、意味のないことってわかるでしょう。

放射能の被害を受けた県だけ、食べ物の放射線検査を行ってるから、安全かもしれませんが。。。

３０年後に癌になる心配してるんなら、酒とタバコをやめたほうがいいですよ。

健康な生活をしても、病気になる人はなるんですから。

他県にいて、心配してる人は、そんなこと心配するよりも、復興募金でもしてください。

汚染土を受け入れてください。

埋めてしまえば、人体に影響ないんですから。