お題:尊敬する人物
- カテゴリ:人生
- 2013/05/25 11:18:28
チャップリンです。
作品では「偽牧師」が好きです。
他の"鉄板モノ"の作品もいいのですが、"鉄板"すぎるので、あえてスルー。
(「偽牧師」も十分、鉄板ですが)
伝記も出版されていますが、「犬の生活」や「キッド」あたりからの長編作品がそのまま、チャップリンの"自伝"のようでもあります。
ちなみに「ライムライト」の"テリーのテーマ"
http://www.youtube.com/watch?v=wpL4QfpJww0
は、自分の結婚式のBGMの一つとして使いました。
チャップリンの映画の影響か、
喜劇と悲劇が表裏一体となっているような映画、
曲調は明るいのに、哀しい歌詞の歌
といったものは、ツボに入りやすいです。
ちなみに日本人でチャップリンと直接、会った事がある人で、かつ誰でもその名を知っているような人は、次の3人くらいでしょうか。
(少なくとも自分が知っているのは、この3人です)
映画評論家の淀川長治は、チャップリン本人の前でチャップリンのモノマネをした「伝説」を持つ人。
萩本欽一は、引退後、スイスで暮らしていたチャップリンの自宅にアポなしで行って、数日間、家の前で粘ってようやく会ってもらえたそうです。
今なら、お縄を頂戴するでしょう・・・。
黒柳徹子は、チャップリンがアカデミー特別賞を受賞した時に、レッドカーペットを歩いていたチャップリンに着物姿で突進し、握手をしてもらったとか。
チャップリンの秘書が日本人だった事もあり、日本びいきだったチャップリンに「日本から来ました」アピールをするための着物姿だったらしいです。
今のご時勢なら撃たれても文句は言えないでしょう・・・。
ところで、チャップリンの「名言」で、
「一人殺せば、殺人で、百万人殺せば英雄になる」
は、グサッと突き刺さる言葉。
(「殺人狂時代」で、裕福な中高年女性に近づいて、お金を貢がせた後、殺害していた主人公。
最後に捕まって、死刑場へ連行される直前のセリフ。
戦争を痛烈に皮肉ったものとして有名。)
初めて知った時、それまで、やさしかった親戚のおじさんに突然、怒られたような感じがしたものです。
この「名言」だけだと暗くなってしまうので、その他の「名言」をまとめた動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=lKL7guXnPbc&NR=1
一番、良かったのは、
「下を向いていたら、虹を見つけることはできないよ」
というもの。
子供の頃から苦労していたチャップリンの言葉でなければ、"ふ~ん"で終わっていたかもしれません。
セリフや音に頼れない分、よく練られているような感じがするので、チャップリンのサイレント時代の作品の方が好きです。(あくまで「感じがする」といったレベルですが)
トーキー時代の作品でも・・・長くなりそうなので止めておきます。
ところで、チャップリンにアポなし直撃ができたのは、時代の違いを痛感しますね。
オバマ大統領のそっくりさんのお笑い芸人のノッチになら、アポなし直撃OKでしょうが・・・。
>チェリなの★さん
興味があれば、そのセリフの出てきた「殺人狂時代」も観てみて下さい、と言いたいところですが、その前に「キッド」「街の灯」「ライムライト」などの"基本編"を観た上で、"応用編"として観て下さい。
チャプリンの言葉だったんですね!!
作品自体は、「ライムライト」しか、私は見た覚えがありません。
でも、超有名人チャップリンに
アポなしで、突撃するニッポンの有名人。凄いわ~(汗)。
ワタシもオバマ大統領に、アポなしで突撃・・。
シークレットサービスに問答無用で撃たれそう・・止めておきます(笑)。