明日朝6時に1998QE2が近点
- カテゴリ:日記
- 2013/05/31 23:26:33
1998年8月19日にニューメキシコのリンカーン小惑星研究所で発見
された1998QE2と言う、直径2.7キロもあるチョーでかい隕石と言うか
小惑星が、日本時間6月1日の朝6時ごろ、地球にもっとも近いところを
通ると言うので日記に書いておこうと思いました。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130531/dms1305311536020-n1.htm
ロシアでは2月に隕石が落ちたばかりなので、結構警戒しているようです。
http://japanese.ruvr.ru/2013_05_31/114696869/
と ここで言いたいことは山ほどあるんですけど、1つだけに絞って書いて
おこうと思います。
それは2月に落ちた隕石の事です。
ぶっちゃけみんな忘れてるだろうけど、あの時隕石が落ちてくると大騒ぎ
して居た天体があったのです。
そう、
2012DA14 と言うでかい天体です。
こいつが今回の1998QE2よりももっと近い、月と地球の間を通過
すると言うので、アマチュア天文家なんかはショボイ望遠鏡でも見れる
と喜んでいたのですけど、一部の変な宗教団体とかが「地球に落ちる!
それは~ほにゃらら~の預言書とかに書いてある」とかほざき始め、
落ちたら人類絶滅! と周囲をびびらせて居たのですが・・・
そんなこんなで国も2012DA14が落ちてこないように全力で観察
していたら・・・
全然違う方角から隕石が落ちてきたのが、ロシアに墜落した
隕石だったんですよ!
要するに2012DA14ばかり見ていて、他にも地球に接近する隕石
があったのに見つけられなかったわけです。
アホな人たちがなんとかの予言だとか、動物たちは知っていたとか
言って2012DA14ばかり注目して居たため、まさか2012DA14
以外に隕石が接近していると思わず、落ちてから気が付いたと言う
マヌケっぷりです。
今回は、2012DA14よりもはるかに遠く、月と地球の距離の15倍
も遠いので、あんまり騒いで他の隕石を見落とさせるほど1998QE2
ばかり観測させないようにして欲しいものだと今回は言っておきたい。
どう考えても今から軌道が変って落ちてくることも無いでしょうしw
今後のお星様の予定としては・・・
今年の12月2日には、水星が地球と太陽の間を通る
水星食
が日本で見られるそうですよ~
彗星じゃなくて、水金地火木土天海の水星です。
楽しみですね (´ω`)
ちなみに11月3日に金環食がありますが、見る事が出来るのは
アフリカの人だけです (´ω`)
同じ11月には、アイソン彗星も来ます。
余り期待は出来ませんが、近日点通過の際には、肉眼でもはっきり
見える大彗星になる可能性があるそうです。 (´ω`) なるといいね
他にも宇宙の大きな出来事としては、7月ごろにいて座のブラックホールが
G2星雲に近づきます。 これによってブラックホールの力が数十年の
間活発化して周囲の小惑星とかどんどん吸い込んで行くと思われます。
地球から遠くてよかったね (´ω`)
みなさんお星様がとんでもない事になってても、知らなかっただけで
人類の生まれる前から毎日こんなことが続いている訳ですので、
1998QE2君を悪者にしないであげてくださいね (´ω`)
はい、ブラックホールは1億2千万年くらい前に起きたことが
今頃地球で見えるようになるそうです。
もしかしたら既にブラックホールが消滅しているかもしれませんが、
今消滅しても地球で観測できるのは1億2千万年後ですね (^_^;)