ちいさな頃
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/06/02 07:59:07
小さな電車に乗って
どこに出かけようか
行き先は知らない
足の向くまま
気ままな春の1日
小さな駅で降りる
都会とは違った空気
緑色の山
ここはどこだろう
そんなことは知らなくていい
小さな喫茶店に入る
意外にもたくさんのコーヒー
カプチーノを頼む
いつもの定番
暖かなカップが嬉しい
小さな道を歩く
そこここから鳥の声
道端に咲く小さな花
何という花だろう
そんなことは知らなくていい
小さなお店で食事をする
デザートに出てきたのはさくらんぼ
小さなピンクの実を口に運ぶ
甘酸っぱい味で
心が癒されてく
小さな駅に向かって
小さな切符を買う
ひとときの風は
私の体を通り抜け
心を安心感で満たす
小さな拾いものをして
都会へと帰る
それは自然という拾いもの
愛を落とした私に
満たされた風の音
ありがとうございまいます。
小さな拾いものがたまって、大きな愛になるんですね。
幸せの満ちる喜び
同じだよね^^