”釜戸に薪”で炊いたご飯はマジで美味いらしい
- カテゴリ:30代以上
- 2013/06/16 02:55:10
『もしもガスも電気も無い時代に生まれたと想像してもらって 家事
の中で ”一番大変そうだなぁ”と想うものってなんですか?』とジオ
『それはやっぱりご飯を炊くことでしょうね 小さい頃 私の祖父の家
にはまだ釜戸があって 大変そうだなぁって想った記憶があります』
と答えてくれたのはニコ友Hさん
『そうですよね~ 床屋のおかみさんとの会話でも そういう結論に
達したんですよ^^』
”ご飯を炊く”という家事は 今ではどこの家庭でもほぼ100%ガス
か電気で行われているものと想います(てか ”うちは薪で炊いてる
わよ”という方がいらっしゃったらぜひお友達になりたいですw)
我々日本人が常食しているところの米(うるち米)を炊くということは
まず白米を研ぎ水加減を量り そして「はじめチョロチョロ~」という
例の言い伝え(?)通りの火加減を 一時間弱の間 つきっきりで
維持・管理しなくてはなりません(釜戸の火の側につきっきりだなん
て 真夏なんてそれだけで熱中症になってしまいそうです・・・)
とにかく 明治以前の日本では ”飯を炊く”という家事は 掃除やら
洗濯やらよりも 遥かに大変だったことでしょう(大家族だったりした
ら 三食分の飯を炊くだけで一日が終わってしまいそうですよねw
それにしてもご飯というヤツは 炊き方ですご~く美味しくもなれば
恐ろしく不味くもなりますからね きっと電気製品として登場した時
世の主婦たちは ”大いなる期待と不安”の気持ちで炊飯器を眺め
たんでしょうねぇ(今では10万円を超える炊飯器まであるそうです
が 当時ももしかしたらそれ位の値打ちがあったのかもね)
薪でご飯を炊くとそれはそれは美味しいそうですが 釜戸が家庭
から消えてしまいましたからね キャンプでもしない限りはそれを
味わえないのが残念ではありますよね (^ー^* )フフ♪
なるほど 江戸の庶民は朝しかご飯を炊かなかったんですね~^^
それにしても ”江戸は朝に炊き 上方は昼に炊く”は知りませんでした
職人の多かった江戸と 商家の多かった大坂との生活の違いだったのでしょうかね??
ですが、朝 昼 夜 と そのつどご飯を炊いていたわけではないので
その点はご安心ください。
まず、江戸時代の初期から中期にかけては食事は朝食と夕食のみ。
朝に炊いたご飯を二回にわけて食べ
朝 昼 夜 と三回食事をとるようになるのは江戸時代後期ですが
やはり朝にご飯を炊いて 三回にわけて食べていたのですが
面白いのは江戸では朝に炊いたご飯をその日の夜に食べきるのに対し
上方では昼に炊いたご飯を その日の夜と 次の日の朝に食べていたようです。
江戸では朝の食事が重要視され
上方では昼食を大事にしたんですね。
面白いですよね。
ところで最近は釜でご飯を炊かないので
「おこげ」というものを知らない若いお母さんも多く
デパートの食料品売り場で昔懐かしい釜飯のお弁当を販売したところ
その釜飯を購入したお客様から
「焦げているご飯が混じっていたが、これは不良品じゃないんですか?返品したい」
というクレームがあったそうです。
ちまみに今でも10万近い炊飯器はあります。
そのぐらいの値段を出すとかなり美味しいご飯が炊けるそうですが
そのぐらいの値段のものを思い切って購入するか
それとも1万円しない炊飯器でいいか
いま使ってる炊飯器のタイマーが壊れてから
かれこれ2年近く悩んでる サビ猫さんであります・・・・・・。