ドラマ【ガリレオ】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/06/18 09:13:10
【感想】聖女の救済というタイトルですが、あの女ならやりかねないよw つーか天海、復帰したんですね。一時は死んだかと思ったw さて、事件は傘で顔を隠した女=義之の元カノが犯人ではないかという疑惑をはらんで展開していきましたが、終盤になり実はその元カノが1年も前に死んでいたことが発覚。一転綾音への疑惑が深まるというところで終わりました。簡単そうに見えた毒入りコーヒーのトリックが、1回かけても解けず。整理すると、毒が入っていたのはヤカン、コーヒーメーカー(フィルターと容器)、カップの3つなんですよね。そして義之はコーヒーを淹れる時は必ずミネラルウォーターしか使わなかったけれど、そのミネラルウォーターのペットボトルには毒は混入してなかった。なので美砂たちはヤカンに毒が混入されたものと推理したわけですが。湯川が子供達の前でじんましん出しながらやった実験ではうまくいきましたが、残されたコーヒーにゼラチンが混入していなかったことから、このトリックは否定されました。氷なら跡は残りませんが、すぐ解けてしまうので意味がありません。正直わかんないですね~。ヒントはバラの花だとは思うのですが。何故バラが嫌いだと言っていた綾音が、家の庭をバラで埋め尽くしたのか。そして、事件発覚直後に自宅に立ち寄った時、2回のプランターに水をやろうとしたのは何故か。ラスト、彼女がジョウロの水をぶちまけたプランターのバラだけ、枯れてましたよね。あのジョウロの水は、キッチンの水道で汲んだものだったと記憶しています。ということは、毒物が混入されていたのは水道水? 義之が細かい性格だとしたら、ヤカンを1回使った後に洗い、その時水道水に入っていた砒素がヤカンに付着したと考えられなくはありません。しかし水道水の一部のみにどうやって砒素を混入するのか。そして砒素は少量で即効性がある毒ではないので、ヤカンの水を切って残った僅かな水滴に入っている程度で、死んだりはしないと思います。しかも彼女がその証拠となる水をジョウロに入れ、プランターにひっくり返した理由がわかりません。彼女が犯人だとすれば、ショックを受けたのは演技ですから、証拠となる砒素入りの水を処分するのに、プランターにぶちまけるのではなく、バルコニーにぶちまければよかっただけの話です。逆に言えば、事件直後彼女が家に帰り、ジョウロでプランターに水をぶちまけたことには、この犯行を完成させる重要な意味があったということです。彼女は自分には動機がないと言っていましたが、回想シーンで子供が出来なければ1年後に離婚するという約束をしていたことがわかり、それが動機ではないかと思われました。しかしそれだけでは弱すぎる。ひょっとして彼女が自転車にぶつかり流産してしまった事故は、義之が仕組んだものだったのではないでしょうか。ただ、義之の元カノは恐らくこの時点ですでに死亡しているので、別の女が協力したものと思われます。今のところ怪しいのは綾音が出入りしている教会の職員?の女くらいしかいませんね。傘の女も彼女かと思われます。この女が義之と浮気しており、彼女が綾音の留守中に訪問してくることは、計算済みだったのかもしれません。だから彼女に疑いがかかるよう、2回目に淹れたのコーヒーで死ぬよう、毒を仕込んだのかも。ただそのトリックがまさに「さっぱりわからない」状態ですw